★宮崎、植物★

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2006年の花の女王・倉永裕美子さん
宮崎植物は、冬暖かく夏適度に暑い気候のため、平野部では亜熱帯性の植物が数多く自生または植栽されています。また、宮崎の山間部に行きますと、ミヤマキリシマ、アケボノツツジ、ササユリなどの高山性の植物も多く見られます。
特に海岸部には、黒潮に乗って流れ着いた南洋の植物の種子が、温暖な気候のために居つき、長い年月を経て広範囲に渡って自生しています。特に宮崎市以南の海岸部には、亜熱帯性の植物が多数自生していてその多くが天然記念物に指定されています。
海幸彦、山幸彦の伝説で有名な青島は、島全体が亜熱帯性植物で覆われて南国宮崎のイメージの象徴として、異国情緒を醸し出しています。このページでは、そんな宮崎の植物をいろいろな角度から観察し、可能な限りのジャンルを通して
紹介していきたいと思っています。一口に宮崎の植物と言っても、自然に繁茂している名無し草や数十万円をかけて、丹精込めて育て上げた盆栽、街路樹や公園に咲く花々、熱帯植物園や、花の園ルピナスパーク、フローランテ宮崎の多種多様な植物、さらには家庭園芸の普及に伴い素晴らしい花で埋め尽くされた個人宅なども訪れて、花々や樹木など植物の魅力もlお伝えしていこうと思っています。ご期待ください。
   

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                       秋に桜が咲いた!
’08 5月 アケボノツツジの咲く頃
 アケボノツツジ
  ツツジと名前が付いていますが、一般的なツツジと違い花木が大きく花も樹高の高いところに咲きますのでなかなか手にとってと言う訳には行きません。
落葉性で、宮崎県の山々では4月下旬から5月にかけて、鮮やかなピンクの花を咲かせます。
標高1,000m以上の山地の崖地を好み、葉に先立って鮮やかな直径5cm程の美しい桃色の花を開きます。
近畿地方から四国、九州地方に分布しています。
ホームページや花の本などを見ると、紀伊半島や四国などのアケボノツツジがほとんどですが、宮崎人から言わせてもらいますと、宮崎県の山間部に自生しているアケボノツツジが最高と声を大にして言いたいですね。
宮崎県の高山には比較的自生地が多く存在しています。
特に祖母・傾山系、大崩山や諸塚村の六峰街道沿いなどは、有名ですが、その中は六峰街道車で上れますので 割と手軽にアケボノツツジに会うことが出来ます。
とはいえ、かなり奥地まで入って行かなければなりません。
岩場などかなり厳しい地形のところに自生していますので、山に精通した人と行くことを勧めます。
花は枝の先に1つ付き、全体にまる味があって、やさしい感じの花です。
気象の厳しいところに自生していますので、 自然に打ち勝つたくましさと優雅さを備えた山に登る人には非常に憧れの花でもあります。
山間地に自生しているアケボノツツジは、ツツジ科の落葉高木です。
主に山地の岩がゴツゴツしているところに生え、葉は枝先に五枚輪生し、葉がらにひげ状の毛があります。
花は葉の出る前に咲き、淡紅色で上面に黄褐色の斑点があります。
ここに紹介していますアケボノツツジの写真ですが、撮影は2008年5月3日です。
場所は、傾山系です。
実を申しますと、ここに紹介していますアケボノツツジの写真は、私の父が撮ったものです。
そして、この翌々日つまり、2008年の5月5日、こちらのページで紹介しています山シャクヤクの写真を撮りに行っています。
'08 初夏 都城速水公園のアヤメ
                 満開のアヤメ(都城市早水公園)
 昨年の5月中旬に、アヤメを写そうと、勇んで行きましたここ都城市の早水公園でしたが、アヤメの姿は全くなく、近くにいた人に聞いたら、とっくに終わったと言う返事が返ってきました。
 こんなところが花に、疎い素人の悲しさです。
 折角、都城までアヤメを見るために来ましたが、終わっているとは想像もしませんでした。仕方なくアヤメ池の鯉を見て、とぼとぼと帰りました。
 そして、[来年こそページを紫色で埋めるぞ!!]とリベンジを誓いました。
 そんな訳で今年(2008年)は、アンテナを張り巡らし,一番見頃に合わせてアヤメに会いに訪れました。5月9日のことです。
 当日は、アヤメにはお似合いの途中から雨。傘を持っていませんでしたので、公園の隅から隅まで見て回ることが出来ませんでした。
 丁度、デイケアのお年寄りが約30名、アヤメを背景に少し濡れながら記念撮影をしていましたが、どの顔も穏やかそうに見えました。
 こうして、アップしたアヤメと実際に、この目で見たアヤメの色は微妙に違いますね。実物はもっと濃い紫色をしています。色が穏やかでスーッと私の目の中に入っていくようで、非常に心が癒される感じを受けました。
 5月3日には、「早水アヤメまつり」が開かれ、ジヤンカン馬や吹奏楽の演奏会、親子スケッチ大会など多彩な催しがあったと聞きましたが、おそらくその時は、花は満開前だったと思います。
 アヤメの花の盛期は案外短く、タイミングを合わせるのは、仕事を持っている私なんぞ大変難しいです。
 今年は、たまたま満開状態で写真に収めることができましたが、ページを紫色で染めるところまではいきませんでした。
 そう言えば、アヤメは都城市の市の花だそうですね。知りませんでした。道理でこの早水公園の整備にも力が入っているのでしょう。
 株数2万8000、42万本のアヤメの規模は相当なもので、一面紫に染まった様はまさに壮観です。

  アヤメは、アヤメ科アヤメ属の多年草です。 5月ごろに径8cmほどの紫色の花が1-3個つきます。
 アヤメの名前は、花の付け根部分に黄色と紫の文目模様があることから付けられました。
 古くは「あやめ」の名はサトイモ科のショウブを指した語で、現在のアヤメは「はなあやめ」と呼ばれています。

 カキツバタ=水湿地に群生する多年草です。葉の中央に隆起腺がないこと,内花被片が細く直立すること,外花被片の中央部に白ないし淡黄色の斑紋があることなどが特徴です。
 
                                            ウィキペディアから
 早水公園は、仁徳天皇の后となった髪長媛(かみながひめ)の湯として使われたと伝えられる湧水が今もわき出ており、その水を湛えた6つの池を囲むように整備されています。
 12.8ヘクタールという広い敷地に、あやめ園や緑の相談所、外来樹の森、万葉植物園などがあり、四季折々の花や草木が楽しめ、家族連れなどで賑わっています。
 「6つあるそれぞれの池の周りにはアヤメがたくさん植えられていて、いつもの年ですとゴールデンウイークの前後が見頃ですが、今年は、若干開花が遅れていて、私が訪れた5月10日前後がピークのようでした。
 万葉植物園には、万葉集に収められた歌に出てくる植物のうち167種を植栽しています。それぞれの植物の脇には高札が立ててあり、古名と歌が書いてあります。なかなか雰囲気があって良いものです。
 緑の相談所は、山小屋風の建物で、もちろん木造です。園芸相談もできますが、その他色々なものが展示してあります。植物標本(約700種)は一般的ですが、薬草(生薬)の瓶詰めは珍しいです。
 園芸教室や展示会、講習会などを随時開催していて、相談も含め、たいていのものは無料で行なわれています。 中身はとても充実していて、和名、生薬名、薬用部位などなど、簡潔に書いてあります。



がんばっど! 宮崎フェア      

 宮崎市山崎町にあるフローランテ宮崎で、植物と花の祭典「フローラル祭」が始まりました。
同園には四季を通して季節の花々や植物が生き生きと育ち季節ごとに違った顔で訪れる人々を楽しませてくれます。中でも春の「フローラル祭」は、冬から目が覚めた喜びを園全体から肌で感じ取ることが出来、さまざまの花々から春の息吹がほとばしります。
また、3月17日から始まる「みやざきフラワーフェスタ」のサテライト会場にもなっているこのフローランテ宮崎ではフラワーフェスタの期間中、花や植物に因んだ催しが開かれます。

「フローラル祭」は、その一環で約20万本の花が園内に咲き乱れ訪れる行楽客を楽しませてくれます。

チューリップセンセーション  3月10日(土)〜4月中旬
 春がそこまでやってきました。昨年11月に植えられた約40品種約26,000株の色とりどりのパンジーやビオラを中心とした「パンジー・ガーデン」の中から、寒い冬を超えて約50品種約100,000球のチューリップなどの球根類が次々と花を咲かせています。暖かくなるにつれ園内で色とりどりの花や植物が週を追うごとに開花していく様子を楽しむことが出来ます。お子様に大人気の花と植物で出来た怪獣「フローラル・ザウルス」などのトピアリーランドも新しく衣替えしました。

ペチュニア・ガーデン
4月中旬以降は、ペチュニアを中心とした「ペチュニア・ガーデン」に植え替えし、ふんわりとした優しい色合いの園内に変わります。

また、4月初旬には月のガゼボ周辺のソメイヨシノも満開となりますので、チューリップと桜の競演をご覧いただけます。(園内の開花状況、イベントについては、フローランテ宮崎へ随時お問合せください。)

 夢花館内屋内庭園・アトリウムガーデンもヒヤシンスなどの球根を中心とした「春の球根ガーデン・ヒヤシンス」に変わります。お楽しみに。 また、土日祝日には、草花の育て方や増やし方、管理方法を学べる「無料ガーデニング講習」も行われます。お気軽にご参加ください。

フローランテ宮崎
 フローランテ宮崎は、宮崎市の東部シーガイア・オーシャンドームに隣接してあります。
以前は防砂林に囲まれていたこの一帯も15年前、シーガイアの完成とともに大きく変貌を遂げ、花と植物に囲まれた宮崎市でも一番きれいな、心なごむ地域に生まれ変わりました。
「フローランテ宮崎」は、宮崎市の「花のまちづくり推進拠点」として作られた公園です。
園内はそんなコンセプトに沿った施設や植物が数多くあり、多くの市民がガーデニングルームで花造りを体験したり、家庭の「玄関」、「塀や壁」、「庭」「ガーデンハウス」から規模の大きい「街並み」などをイメージして作られています。
それぞれの環境に即して造園のプロが花づくりの知識を惜しげもなく披露し提案しています。
また、花づくり相談室や花に関する講座、教室なども完備まさに宮崎の花のまちづくりの拠点としての役割を担っています。
花に関心のある市民は、ここで学んだことを家庭に持ち帰りそれぞれの花造りやガーデンなどに活かしています。
宮崎はただでさえ花や植物が多いのにこの公園が出来て以来、花作りの愛好家が増加の一途を辿り、ガーデニングや花づくりにおいて日本でも先進県の一角を占めています。
 月のガゼボは、ピクニック・ガーデンの樹林の中に現れる秘密の花園といった雰囲気のガーデンです。名前の由来ともなる休憩舎(ガゼボ)を中心とした円形花壇で構成されている憩いの休憩広場でもあります。
 今回は、パンジーやビオラなど黄色や橙などのカラーリーフによる植物で、ガゼボを装飾しています。
 
フローランテ宮崎の春
 フローランテ宮崎に咲いている春の花々や植物を紹介します。中には名前の分からない花や植物もありますが、わからない植物はまた行って調べてきますのでお許しを!
ビオラ・パンジー他
ストックなど
アリッサム
パンジー
パンジーやビオラにストックなどが、春を代表する花ですかね。公園の至るところに植栽されていました。赤、黄、紫、白、だいだい色などまさに色とりどり。見ていて心が癒される思いがします。
ユキヤナギ カロライナジャスミン
鉢植え
葉ボタン

ユキヤナギは、落葉低木でバラ科に属します。春に小さい白い花を咲かせます。別名にコゴメバナ、コゴメヤナギなど。中国原産という説が一部にありますが日本原産と考えられています。
手を掛けなくても生長し、大きくなると1.5mほどの高さになります。地面の際から枝がいく本にも枝垂れて、細く、ぎざぎざのある葉をつけます。花は、3月から5月にかけて、5弁で雪白の小さなものを枝全体につけることからこの和名がつきました。カロライナジャスミンは、マチン科つる性木本です。
かなり良く伸びるつる性の低木で、小さい常緑の葉は冬には紅葉し、香りの良い花をたくさんつけます。また、耐寒性に優れていて庭木としても良く育ちます。
 葉ボタンはキャベツの変種です。葉が紅、紫、白、淡黄などの色で美しく、ボタンの花のように見えるためその名が付きました。
冬の花壇を飾る代表的な「花」です。花と言っても、実際はその美しい葉を楽しむわけですが、春になると花茎を伸ばして淡黄色の花が咲きます。葉ボタンは花が咲く頃には他の花に植え替えられてしまい、花を見てもらえることが少ないのはかわいそうな気がします。
葉はちぢれた「ちりめん(縮み)」と、ちぢれていない「丸葉」があります。また、茎の長い立葉ボタンもあります。

アイスランドポピー カレンジュラ カレンジュラ
やっぱりこの時期目立つのはポピーです。足の長い先端に黄色やだいだい色の花が何ともいえない綺麗さを誇っています。右の2枚はカレンジュラ・ゴールドスターと難しい名前が付いていますが、いわゆるキンセンカですね。キクかに属しています。暖地の花畑では冬でも花が見られる早春咲きの代表的な花で、切り花用の高性種から花壇や鉢物用の矮性種まであります。花色は黄、橙、クリームなどで、ほとんどが八重になっています
ディモルホセカ ディモルホセカ キンギョソウ 宿根ネメシア
ディモルホセカはキク科の一年草です。日当たりの良いところに置くことが一番のポイントです。上の2枚の写真は、花が開き切っていません。日陰になっていたからです。
この植物は日が当たると花が開き、夜に閉じる性質があり、日陰や天気の悪い日には花が開きません。日陰では、花の色が悪くなったり花が小さくなったりします。
花がらを摘み取るときは、花のすぐ下ではなく茎の分岐点まで戻って摘み取るようにした方が
良いです。水はけの良い用土に植え、乾いたらたっぷり水を与えます。
キンギョソウは、ゴマノハグサ科キンギョソウ属の植物。南ヨーロッパと北アフリカの地中海沿岸部を産地とします。名前の通り金魚のようなわかいらしいたくさんの花を穂状に咲かせる。花の色は赤・桃 ・白 ・橙 ・黄などです。
金魚の養殖で有名な愛知県弥富市の市の花にもなっています。
宿根ネメシアは一年草のストルモサが一般的でしたが、ここ最近は南アフリカ原産のカエルレアを中心に改良された品種が開発されています。低温でも咲きやすく、冬は花を休むものの、秋や春先の花材として重要です。やや寒さに弱いので、寒風を避けた場所で冬越しすると春から初夏までよく開花します。
ゼラニューウム ゼラニューウム ビオラ スイセン
左の2枚はゼラニュームで、アメリカーナ・エクリプスと言う品種です。ゼラニュームは、ふうろそう科(風露草)に属し、別名てんじくあおいとも呼ばれています。原産地は南アフリカで、日当たりのいい場所で育ちが良くなります。上の写真は赤とピンクですが他にだいだい色、紫など色々の花が咲きます。
スイセンは、ヒガンバナ科の属のひとつです。
この属にはラッパスイセンやニホンズイセンなど色や形の異なる種や品種が多くありますが、この属に含まれるものを総称してスイセンと呼んでいます。多年草で、冬から春にかけて白や黄の花を咲かせます。
アリッサム アリッサム
ツツジ
ツツジが一輪
アリッサムを加えたホームガーデニングの見本とハンギングです。ツツジは4月の中旬以降ですが、陽気に誘われて花ひらいていました。また、右端は、大きな木に一輪だけ存在を誇示するかのように、形の良い花が咲いていました。
園内案内図 月のガゼボ 正面オブジェ

                 宮崎の山桜

 

うす紅に 葉はいち早く 萌え出でて 咲かむとすなり 山桜花

 

うらうらと 照れる光に けぶりあひて 咲きしづもれる 山ざくら花


 
高校の大先輩・若山牧水。酒と旅をこよなく愛した郷土の歌人。その牧水が山桜の歌を残そうと、大正11年3月、伊豆の湯ヶ島温泉に3週間ほど滞在し、23首の歌を作りました。
上の2首はその代表的な作品です。
山桜と言えば奈良の吉野の山が有名です。1000本を超えるピンク色の紋様はさながら日本の美そのものです。
山桜は、日本の代表的な桜で、山地に広く自生しています。宮崎の山々にもこの植物はは自生しています。
いわゆる里桜(ソメイヨシノ、ヒガンザクラなど)は、花が咲いた後から葉が出てきますが、山桜(ヤマザクラ、エゾヤマザクラなど)は、葉と花がほとんど同時に開きます。
例年ですと3月の上旬に綺麗なピンクに染まる宮崎市の堀切峠の山桜を写真に納めようと、出かけましたが、既に散っていました。暖冬の影響がこの辺にも表れています。
それではと、山桜の花を求めて南へと下りました。ほとんど花は散っていて満足のいく写真は撮れませんでしたが、わずかに残っていた花を紹介します。

南郷町外浦 南郷町外浦 南郷町贄波 南郷町栄松

南郷亜熱帯支場
南郷亜熱帯支場 南郷亜熱帯支場 南郷亜熱帯支場
 これらの山桜は自生はしていますが、どれも群生までとはいきません。南郷町贄波(にえなみ)の宮崎県総合農業試験場亜熱帯作物支場周辺は、桜と言うより椰子の木やワシントニアパームなどの亜熱帯植物が植栽されたり自生したりしていて、トロピカルなムードを醸し出しています。
園内のトロピカルドームなどでは、完熟マンゴーやパパイヤ、バナナ、スターフルーツ(ゴレンシ)、種無し日向夏など約30種の果樹ヤ植物が栽培されていて、品種改良なども盛んにが行われています。


               
春はそこまで! 宮崎の花・はな・ハナ

 春はそこまでと書いたのが3月のはじめ、しかし、その後、なかなか来てくれませんね。
春を告げる植物たちも、下のように寒さに震え上がって花びらを仕舞い込んでいます。陽が照るとさすがに暖かく、花びらをいっぱいに開いて陽光を取り入れています。
縮こもったガザニア
花開いたガザニア 縮こもったガザニア 花開いたガザニア
 下の写真はオキザリスの仲間のセルヌア種です。家の前の土手にたくさん咲いていますが、ズブの素人名前の正体が分かりませんでした。まだまだその程度の知識です。調べてみましたらオキザリスの種類の多さにはびっくりです。
 オキザリスに限らず花は交配が盛んで、実際の花だけでは本当の名前が分からないものがたくさんあります。ところでこのオキザリスはセルヌアと言われるそうです。家の周辺にたくさん咲いています。朝夕や夜は花びらを窄めて寒さをしのんでいます。
 太陽が出てくると勢い良く花びらを開き光を吸収しています。セルヌア種は、南アフリカ、ケープ地方原産のオキザリスです。
南欧にも帰化植物として自生していますが、日本には明治中期に導入され、暖かい地方では半野生化しています。
 和名オオキバナカタバミ 
 開花期は2月中旬から5月と、長い期間楽しむことが出来ます。20〜30cmの長い花茎を伸ばして、先端に黄色の花を5花程度付けます。
 夏は休眠し、植え付け適期は10月、すぐに出葉して冬を越します。寒さにはやや弱く、凍結させると枯死しますが、軒下などで霜に当てないように管理すると越冬します。入室して加温すると草姿が暴れますから、野外栽培が適しています。
 オキザリス独特の3出葉(葉柄を持つ心臓形の3枚の子葉)には、褐色の斑点があり、夜間は葉を閉じています。
宮崎衛生公社さん、ご教示有難うございました。


寒い寒い!
オキザリス オキザリス あったけぇー! あったけぇー!

 ただ、山桜は開花が早く目当ての場所は散ってしまってました。探し回ってわずかに上の写真のように残っているだけでした。
宮崎県の北部の山間部は、3月の下旬に見ごろを迎えるはずですが、時間が取れなくて行けません。
宮崎県の中央部の西米良村や椎葉村の山桜は、昨年まで毎年のように訪れていましたが、ほんとうにきれいなんです。

 
植物が生き生きしています。平成19年2月18日(日)、宮崎市の大型商業施設イオン宮崎ショッピングセンタを訪れると、花卉展示品評会とフラワーデザインコンテストが開かれていました。この催しは、「みやざきの花普及促進協議会」が主催して開かれました。3月17日に開幕するフラワーフェスタ第40回記念特別イベントと言う位置づけです。同ショッピングセンターの1階通路に、県内の花卉生産者や生花店などが出展した花が約300点、専門学校生や生花店出展のフラワーアレンジ約100点がズラリと並んでいました。
また、本部席横には、巨大な花のオブジェがセッティングされていました。
会場には、2006年の花の女王・倉永裕美子さんも駆けつけ3月17日から始まる、「青島・こどもの国」をメイン会場として開かれる「第40回記念フラワーフェスタ」を盛んにPRしていました。まだ、二十歳と聞いて、しっかりしているなあ。と思いました。167cmとすくすく成長した健康的で笑顔がステキなお嬢さんです。私のサイトが北海道も扱っていると話したら、「北海道は大好きです。近々行く予定です」と話していました。写真もあるのですが、主催者側に肖像権が帰属していますので、今日(2月20日)、問い合わせと申請をしてきたばかりです。許可が下りれば紹介します。
確か、2月17日に、2007年の花の女王を決める最終結果が発表され、三人の花の女王が決まったはずですが、彼女は第24代・2006年の花の女王です。
花のオブジェの前で写真をお願いしたら快く応じてくれました。
2月21日、(財)みやざき観光コンベンション協会(花とみどりのみやざきづくり推進協議会)から写真掲載の許可をいただきましたので改めて紹介します。
尚、写真は無断転載が出来ませんので予めご了承ください。
植物とかかわりを持ち出して、まだ半年にも満たない私がこんなにたくさんの花の一つひとつについて詳しく紹介することが出来ないのは、自分自身が一番じれったい思いです。説明はおろか、名前ひとつもおぼつかない状態です。植物にはそれぞれ花が咲く時期があります。つまりは、一年一回りしないと、どんな植物がどんな花を咲かせるのか実際に観て覚えるしかありません。ほんとのところ梅ひとつ取ってもじっくり観たのは今年が初めてですから。
ところで、上の写真ですが、一番左端は、バラとなんとなく分かります。しかし、バラの中のイグアナと、なるともう無理です。バラはこれからですので少しずつ覚えていくことにします。その隣に行くと、ムム・・・・。何だったかな?バーベナ オブセッション難しい!。となりに行くとエムチェリー大丈夫かな。ペチュニアは最初に覚えました。ほぼ1年中咲いていますので花壇などどこでも見かけます。しかし、私にはパンジーと良く似ているように映ります。右端はアルメリアですね。小さくて可憐な花を咲かせます。下の段の左端は宿根ガザ二アとメモに書いてありました。黄色の花が続きますが、真ん中はシャンベリー、その横はおっとこれがシャンベリー、戻った花がラナンギュラス シューアンかな?だんだん自信がなくなってきました。右2つはキンギョソウの「桃輝」とゼラニウムバイカラーです。間違っていましたらどなたか教えてください。


上の写真、左端はコチョウラン「ファートレディ」優雅な名前が付いています。隣はナデシコ良く聞く名前ですが、実物を観るのは初めて「とこなつ」と言う種類のようです。ルピナスも宮崎市の北に位置する高鍋町にルピナスパークがありますので馴染みのある花のはずですが、へぇこれがルピナスかと言った程度の知識。全く嫌になります。その横の花はサイネリア。2つはどうやら親戚筋に当るようです。花びらが良く似ています。結構きれいで鮮やかな花です。花事典によりますと、シネラリア(cineraria)と読むのが正しいと言うことですが、どうも名前がよくないので花屋さんではサイネリアといっています。和名はフウキギク(富貴菊)フキザクラ(富貴桜)などともいうようです。
 大西洋のカナリア諸島の原産だそうです。春を彩る花の一つとも書いてありました。色も赤、紅紫、濃紫、赤紫、青紫、青、白、ピンクなどなどまさに色とりどりです。一色のものや蛇の目咲きのものなどもあり種類も豊富です。ここまで来ると覚えられません。
左の3つは同種の花々です。いわゆるスイートピーですね。松田聖子の赤いスイートピーで名前を覚えましたが、種類の多いのには驚かされました。会場にもいろいろな種類、花の色違いがたくさん展示してありましたが、ここでは3種取り上げることにしました。一番葉しがペルシャンブルーです。真ん中は、ミッドナイトブルー、右がスカイグリーンです。良く付けますね。スカイグリーンなんて。普通は、スカイブルーですがね。ただ、このスカイグリーンは、撮影の腕が悪く鮮やかな緑をお伝えできないのが残念です。そして隣の2つは、ストックだそうです。ストックと言えば、株式を思い出しますが、この花もストック和名をアラセイトウと言うそうで、春を告げる花らしいですね。比較的寒さに強いと言うことで宮崎辺りでは年が明けると花が咲くようです。。八重咲きの花がたくさんつきます。ここに展示してあったのは、左が、ブルーカルテット、右がサンカットカルテット。いい名前をもらっていました。

巨大な花のオブジェ
フラワーコンテスト
 会場のショッピングセンターの通路を約200mに渡って、色とりどりの植物が埋め尽くす様は、まさに春爛漫と言った感じです。このイベントのメインのひとつ・フラワーコンテストには、約100の出展がありました。フラワーアレンジメントを専門にされている花屋さん、生産者、専門学校の生徒さん、農業高校で学んでいる生徒さんなどなど、花に携わっているたくさんの方が日頃、丹精込めて育てている自慢の一品を出展していました。それだけに、どの作品もため息が出るほどの秀逸なものばかりでした。                                   

花のオブジェ

アレンジ野原の音

春の鼓動

spring
花のオブジェは会場中央に飾られていました。上のフロアに届きそうな高さ5mはあろうかと言う巨大なもので春を彩る数十種類の植物(花々)デコレートされていました。圧倒されるスケールです。花の名前は、まだまだ分かりません。ただ、アレンジされた花々には感心させられるばかりです。左から3番目がNFD大賞に輝いた「春の鼓動」です。ボードをくり貫いた円形の中に、うまくまとまってまとまって植栽されています。見た目もユニークです。優秀賞に選ばれた隣の「Spring」は、非常にシンプルな感じの中に、春を迎えた躍動感を感じます。

オーケストラ
水辺のSerenade
春の香り

都城農高生徒さん

左端の「オーケストラ」は、白、赤、紫、黄色、青の花々が楽器を奏でるイメージ、梅の枝がタクトと言った雰囲気を醸し出しています。「水辺のSerenade」は栄えある宮崎県知事賞に輝いた一品です。「春の音連れ」と言う副題が付いています。見事な発想の作品です。都城農業高校の生徒さんも日頃学んだ成果を如何なく発揮し、生き生きした作品を出展していました。

春暁

いのち(命)

めざめ

優秀賞(ジュニア)
春暁もサクラの枝を施し、足元に枯れ葉と可憐な花を配しバランスをアピールしていました。「いのち」には熟したイチゴが3つとこれから大きくなろうとする果実が「いのち」と言うタイトルを物語っています。「めざめ」は、鉢全体からたくさんの花々が、春の到来を喜ぶエネルギッシュさを感じ取ることが出来ます。右端は、ジュニア部門で優秀賞を受賞した作品です。花々がバランス良く配置されています。

花サラダ

花バスケット

haruの天使

石の上にも3年
花サラダは、そのものズバリサラダをイメージして作られたのでしょう。見た感じも野菜サラダのようで、ドレッシングをかけて食べたくなるような作品です。バスケットにチューリップが詰まってさしづめピクニックにでも出掛けたくなるような作品です。「haruの天使」は、上のバラと足元にびっしり配置した花々が絶妙なハーモニーを演出しています。ただ、カメラのシャッターがぶれてうまく撮れていないのが残念です。「石の上にも3年」本物の石が頂上と足元に配置されています。まさに題名そのもの。発想がユニークで賞(優秀賞)も当然と言った貫禄も感じます。

FUN・fun・FUN!

春の舞

めざめ

春の狩人
「FUN FUN FUN !」 は、ジュニア部門最優秀賞に輝いた都城農業高校の生徒さんの作品です。題名通りこらからピクニックに行くのか、抑えきれない喜びを表現しています。色調も明るく題名にマッチしています。「春の舞」は、鉢を葉で覆い船上にはサクラの木、京都のお公家さんの水遊びを思い出します。「めざめ」先ほどの「めざめ」が動としたらこちらは静でしょうか。小石にコケいかにも日本的な光景からゼンマイが春の息吹をかんじさせてくれます。私はこんなシンプルで色調も地味な作品が好きですね。それにしてもツバキがこのコンテストに合わせて見事に鮮やかな花を付けています。

春の薫り

春風

春の休日

特春
ツワブキ、ゼンマイ、ばらの花などが、小石で敷き詰められた鉢の上で春を満喫しています。「春風」は、かなり手の込んだ作品ですね。ただ、サクラでしょうか切った枝が春風と言うより北風から身を守ろうとしているようにも映ります。「春の休日」色鮮やかな花々ですね。少し派手な色が夏を思い起こさせます。木目調の敷板にコケ類、どこにでもある花を植え込みかえって春らしく思えます。緑色主体の色使いがいかにも春と言った感じを強調しています。

萬福寺の紅梅

同じ2月18日(日)、宮崎市の隣町・国富町本庄の萬福寺(永井妙澄住職)を訪ねました。宮崎市から途中、ソフトバンクホークスのキャンプ地を左に見て車で20分の道のりです。

このお寺には素晴らしい梅やたくさんの植物が植栽されている庭園があり、季節ごとに咲く植物を観にたくさんの人々が訪れます。今回は、見ごろを迎えた紅梅の撮影が目的です。

樹齢がなんと250年を超える老木で、この庭園の主役です。しかし、人間で言う老衰とでも言いましょうか、つい4〜5年前から枯死が始まり、花を付ける部分がドンドン減ってきて危機的状況を迎えていました。

そこでお寺さんが宮崎市の造園業者に依頼し、手を施した結果徐々に樹に勢いが出てきて、今年は樹全体に花が付くまでに回復しました。


萬福寺

樹齢250年の紅梅

樹齢250年の紅梅

庭園に梅15本
 
上の写真がその紅梅です。ドーム状にきれいに刈り込んであります。直径は約12mほど非常にスマートな植物です。
萬福寺は、天台宗の名刹。彦火火出見命の故事に由来する、犬熊(本庄)にある寺です。ここは、熊が襲ってくるのを知らせて吠えた犬を、怒って殺してしまった彦火火出見命が、犬と熊を弔った場所だと言われています。

延暦22(803)年、唐へ渡る途中、最澄法師が国富荘(今の国富町)で一夜の宿を借りた際に、この故事を聞いて心を打たれ仏像安置を発願され、萬福寺は、その時に彫られた一刀三礼の三尊仏をいただいてできたのだそうです。
 本尊阿弥陀如来像は、鎌倉時代の初期に火災で消失し、現在の像は寛喜4年(1232)に澄円、聖賢両大徳によって彫刻されたもの。両脇の脇侍像は伝教大師(最澄)の作とされ、指先の曲線や豊かな姿は鎌倉時代の作風を持つ名作として三体ともに国の重要文化財に指定されています。 

見どころのひとつ、枯山水の庭園(楽山園)は、中央に250年を生きた紅梅の銘木を配し、吉野の石、京都の白川砂、北山杉などを取り寄せて作られた桃山式の庭園です。
また、このお寺の精進料理はつとに有名です。

春近しボケの花(1月29日)

写真の植物は、宮崎県庁まで5分、宮崎駅まで7分の宮崎市の中心部の民家の玄関に咲いているボケの花です。植物に詳しくない私は、1月29日にTサンのお宅を訪ねて行って奥様にこれは梅ですよね。と訊き笑われました。ボケと聞きこれは宮崎だけで言う方言か、と思いインターネットを開くとしっかり載っていました。
ウィキペディアによりますと、
ボケ(木瓜)は、バラ科の落葉低木植物。学名Chaenomeles speciosa(シノニムC. lagenaria)
樹高は1〜2mで若枝は褐色の毛があり、古くなると灰黒色になる。幹は、樹皮は縦に浅く裂け、小枝は刺となっている。葉は、長楕円形・楕円形。
長さ 5〜9cmで鋭頭でまれに鈍頭。基部はくさび形で細鋭鋸歯縁。
花は、3〜4月に葉よりも先に開く。短枝の脇に数個つき径2.5〜3.5cm。色は淡紅、緋紅、白と紅の斑、白などがある。
好陽性で土壌を選ばない。移植は容易で、大気汚染・潮害にはさほど強くない植物である。
日本では本州から四国、九州にかけて植栽される。
温暖地でよく育つ植物で北海道南部では種類により育つ。
庭園樹としてよく利用され、添景樹として花を観賞する目的で植栽される。盆栽にも用いられる。
実を果実酒などにすることもある。
と書いてありました。写真を撮らせていただいたお宅のこのボケは、高さが約2mくらいで合っています。花の見栄えがいいので盆栽に適していそうな植物ですね。
ただ、ウィキペディアでは花は、3〜4月に咲くと説明されていましたが、奥様によると昨年の12月の下旬から咲いているそうです。植物も暖冬が分かるんですかね。それにしても非常に開花が早いと思いました。


開花が早いついでに、同じ1月29日に梅の満開の様子や桜も写真に収めましたので紹介します。
上のボケの写真を撮ったところのすぐ近くのTさんのお宅の庭には明治の時代から住まわれているそうで10mを越すワシントニアパームやソテツなどの亜熱帯の木々や植物がうっそうと茂っていました。
その中で鮮やかに梅(紅梅)がほぼ満開の状態でした。いつもの年ですとこんなに早く満開になることはないと、おっしゃっていました。樹高が7〜8mもありなかなかうまく撮れていません。しかし、サムネイルで見られると鮮やかな紅梅の色をなんとか見ることができます。
それだけ暖冬が影響しているのでしょう。写真には載っていませんが、丁度3番目の写真の木の下には亜熱帯植物や孟宗竹などたくさん植えられていてそれは見事です。

 上の写真は鉢植えの紅梅と白梅です。撮影場所は宮崎市の北部に位置する芳士と言うところのHさんのお宅の庭で丹精込めて育てられています。
お邪魔した時は、ハウスから収穫したばかりのキューリの選果作業を家族総出でされていました。ここにお邪魔したのはこの鉢植えの梅を撮るためではありません。
下の写真の桜を撮るためです。その前にこの梅が目に入ったと言う訳です。
近所の人が言っていました。(死んだ)じいちゃんの生まれ変わりで良く花が咲くと。ここでも言われていました今年は花の咲くのが早いと。植物はほんと正直ですね。

         アッと言う間に春がやってきた!!

この桜はヒカン桜です。ソメイヨシノやしだれ桜が3月下旬から咲くのに対し、この桜は2月の中旬には満開になります。これもやっぱり例年と比べて咲き始めが早いとおっしゃっていました。
1月29日に伺った時は、まだ3分咲き程度でしょうか。
ご主人が「後10日経って来てみない。そりゃ見事見咲いているわ!」と話されていましたのでその頃うかがってこの写真と比べてみようと思っています。

今日は、2月6日。この前伺った時から10日経っていませんが、気温が21度4分と4月下旬の暖かさ。宮崎でも2月の気温としては異例の暖かさです。
テレビでは、この暖かさは全国的なもので雪も例年と比べると極端に少なく、農作物の生育に影響が出たり、スキー場の稼働率が下がったり、雪に備えて除雪車を買い換えた業者は、出動さえままならず仕事が出来ない状態に陥っています。
気象予報士によると、暖冬傾向は2月いっぱいは続くとのこと。エルニーニョ現象が観測されていますが、こうも「暑い」と、地球温暖化の実感をひしひしと感じます。

ところで上の写真、やっぱり咲いていました。Hさんが話していた通り、全く見事なヒカンサクラです。
前回、うかがったときは気づかなかったのですが、この一帯あっちもこっちもピンク色の花が咲いています。
Hさんによると、このサクラが親サクラで周辺に咲いているサクラは接木した子供たちだそうです。
通りに面しているので良く目立ちます。もう既に10数名の方が「写真を撮らせて」と訪問されたそうです。
また、Hさんの裏庭、丁度サクラの向こう側になりますが、葉を落とした大きな高い木が見えますが、この木はイチョウです。幹周りが4m、高さ不詳と相当なもので樹齢も恐らく何百年でしょう。宮崎市の天然記念樹に指定されているそうです。
そのイチョウの左下の約30坪位の土地には宮崎市高岡町に月知梅と言う有名な梅林がありますが、そこの梅の木と親戚の梅が植えてあります。花はまだでしたが、ひとつの幹から四方八方に枝が伸びていて樹高は2〜3m程度ですが、樹齢は軽く100年は越えているとHさんは、話していました。

またここは、大型リゾート施設のシーガイアに通じる道沿いにこのヒカン桜があり良く目立ちます。それで多くの人々が写真を撮らせてくれと訪ねてくるそうです。
因みに桜の右下が道路ですが、ここからですとシーガイアまでは車で3分で行けます。上の左端の写真を見れば一目瞭然でしょう。
30日の朝日新聞の朝刊に同じくヒカン桜が載っていました。
こちらは宮崎市の南部青島の近くのこどもの国にある桜で5分咲き位でしょうか。20kmしか離れていませんが、黒潮がすぐ沖を流れている青島付近とはやっぱり温度が少し違うのでしょうか。植物は敏感です。
                    ヒカンサクラ
高さ5〜7mになる亜熱帯性植物の桜で緋紅色の下向きの花を付ける。耐寒性は比較的あり関東の平野部でも育つ。切り枝で花材に、また庭植え公園樹などに用いられる。九州南部では旧暦元日頃に咲くので元日桜とも呼ばれるようです。

先ほどのHさん方から、横のの道を東へ走ること約3分で大型リゾート施設シーガイアに到着しますが、その少し手前に駐車場があり、車を停めて入っていくと、そこには上のような梅林が広がっています。
ウィークデーの火曜日にもかかわらずたくさんの人々が梅を見に来ていました。まだ、満開と言うまでには1週間はかかると思いますが、紅梅、白梅が丁度半々ずつ植えられています。
ここは、阿波岐原森林公園、別名宮崎市民の森公園と言い、このような梅林、やぶツバキが鮮やかな椿園、花ショウブ園があり、それぞれ花の時期になると宮崎市内ばかりではなく、近隣町村から多くの人々が訪れます。
また、公園は南北に約2km、東西も約2km近くある広大なもので、椎の木、樫の木、クスノキ、樹齢数100年と言った大型の樹木や植物が年間を通して青々と茂っています。
そんな植物の合間を縫ってメジロやヒヨドリが、梅の蜜やピラカンサの実をついばむ姿は、まさに平穏そのものです。
また、庭園風の池があり大きな鯉がたくさん泳ぐ大変環境の良い公園です。
東側に隣接するシーガイアや花と植物の宝庫「フローランテ宮崎」が南側に位置し、この地区一帯はここ10年そこらで大きく変貌を遂げた地区でもあります。
宮崎は、太平洋に面していて九州西岸部とは1000m級の山が連なる九州山地で、隔てられています。このため、特に梅雨時期や夏から秋にかけての台風シーズンには、九州西方を北上する台風からの東風が九州山地にぶつかり多量の雨を降らせます。当然、年間の降水量は全国有数で、樹木は青々と大きく成長します。

有名な飫肥杉や宮崎市西方の綾照葉樹林の植物たちは、この降水の多さの恩恵をフルに受けています。

以前は、日本の山間部のどこでも見られた照葉樹林の森。乱開発が進み今では、ここ綾町の山間部が日本いや東洋でも有数の照葉樹林帯として残っています。

その規模は世界遺産に登録されている秋田、青森県にまたがる白神山地のブナ林帯に匹敵すると言われています。

シイ、クスノキ、カシや樹齢500年を超えるタブの巨木など大型の植物・樹木や、シダやコケなどの植物が生き生きと茂っています。

アケボノツツジ
 2007年5月の連休明けの7日から8日にかけて宮崎県高千穂町の奥に鎮座する黒岳で、私の父が撮った写真です。となりに親父山があり縦走すれば、障子岳ー天狗岩ー祖母と続くルートが出来上がっています。
 黒岳は、まだ原生林が残っていてアケボノツツジもこのシーズンには確実に見ることが出来ます。
 アケボノツツジはツツジ科の落葉低木。花びらは5枚で、花径は約5〜6cm。日当たりの良い山地に自生しています。木によって色の濃淡がありますが、ツボミや開きかけは紅色が強くだんだん色が薄くなるようです。人工では出来ない自然が作り出した芸術的な色彩です。だから多くの愛好家たちがこの時季を待って1年に一度の出会いに心をときめかせるのでしょう。
 途中、紹介しています2枚のヤマシャクヤクは、5月中旬に撮った椎葉村時雨岳のものです。ここでは、2枚しか紹介していませんが、まるでお花畑のような大群落の写真やピンク色のものもありいずれ紹介したいと思います。
 ただ、下界の人が知らない間に山は少しづつ山容が変わりつつあります。
 この欄の一番下で紹介している写真を見られて、どう思われますか。
人知れず山奥では、今も原生林の伐採が続いています。木のなくなった山肌は保水力を失い、少しの雨で下流域に多大な影響を与えます。杉の人工林ではとても太刀打ちできません。
 2005年9月6日に、宮崎県を襲った台風14号は、未曾有の大雨を宮崎県の山間部に降らせ、雨水は瞬く間に下流へと達し、県内至る所でいまもその傷跡が深く刻み込まれています。
 いつまでもこれら写真のようなきれいな自然の美しさが残される保証はありません。
 手前みそですが、私の父は約40年前から、原生林が無残に切り倒されている姿に心を痛め、少しでも多くの人にこの山の美しさを知ってもらい、かけがえのない大自然を残すために、30年前から1週間から、時には1ヶ月間一人で山に篭り、沢に橋を架けたり、岩肌にハシゴを架けたり、ルートを開いたり、案内板を作ったりして伐採阻止のため熊本営林局と対峙しながら奮闘を続けて世論喚起に躍起となっています。


アケボノツツジ1

アケボノツツジ2

ヤマシャクヤク

ハンカイソウ

ミヤマエンレイソウ


                   
宮崎県綾町の照葉樹林

綾の照葉樹林
綾の照葉樹林 川はまるで鏡 川はまるで鏡

日本の森林には、落葉広葉樹林と照葉樹林があります。落葉広葉樹林は、年平均気温が 6〜13℃の地域の森林で、北限は北海道南西部、南限は宮崎を主とした南九州です。

秋から冬にかけて落葉し、秋には美しく紅葉します。ブナ、ミズナラ、カツラ、カエデ類などが主な植物の種類です。1993年(平成7年) にユネスコの世界遺産に登録された白神山地のブナ林が落葉広葉樹林の代表です。

一方、照葉樹林は、年平均気温13〜21℃の地域の樹木・植物で、宮崎をはじめ四国、九州、本州中南部がこの地域に該当します。冬でも葉を落さない広葉樹林で、葉の表面に光沢があって光っている植物が多いので照葉樹林といわれています。シイやカシ類、クス、ツバキなどが主な樹種です。


綾南川綺麗 綾南川綺麗 綾吊橋渡り口 綾吊橋旧日本一
『東の横綱が白神山地のブナ林なら、西の横綱は綾の照葉樹林』と言われます。宮崎県綾(あや)町は、宮崎市から西へ22km、車で40分のところにあります。町の総面積の8割が森林で田畑はわずか8%に過ぎない人口7,600人の小さな町です。

綾町の総面積の8割を占める森林の30%が、照葉樹林を中心とした広葉樹の天然林で、多種多様の植物が繁茂し、希少種のクマタカ、イヌワシをはじめ色々な野鳥や獣類等が生息する野生動物の宝庫だといわれています。
その照葉樹林のほとんどが国有林で、1967年(昭和42年)に国有林の伐採と土地交換の計画が持ち上がりました。そのとき、綾の人々は町民一丸となって住民運動を起こし、町民の90%の反対署名を集めて照葉樹林を守りました。伐採は中止され、東洋一と言われる現在の綾の照葉樹林が残ったのです。
照葉大吊橋
綾吊橋底はかなた 綾吊橋
そうした綾の照葉樹林をユネスコの世界遺産に登録しようという活動がなされましたが、九州電力による50万ボルト送電敷設のため、高さが60m〜100mの巨大鉄塔を建設しようとする計画に対して、『ユネスコ「生物・植物圏保存地域」登録と将来の世界遺産登録のために、「綾・照葉樹林帯」での鉄塔工事の見合わせと再検証をお願いします。』という署名活動などが行われましたが、結局行政を巻き込んだ運動にまでは、発展せず上の写真のような巨大な鉄塔と、送電線が照葉樹林帯を突っ切り景観を損ねる結果となりました。

この照葉樹林の真ん中を流れる川が、綾南川でこの川をまたぐ大吊はしが昭和59年完成。歩行者専用の鋼製の長経間2ヒンジ補剛吊り橋です。

歩行者専用の吊り橋としては日本で2番目(残念なが2006年10月30日完成のに大分県玖珠郡九重町の九重“夢”大吊橋(高さ173.0m)に破られました。)の長さを誇り、吊り橋の近辺にはそれぞれ「歩く吊橋 世界一」・「照葉樹林の自然 日本一」と彫られた石碑がありますが、時代の流れ、勢いの違いで仕方ありません。

ただ、この大吊り橋も長さ250m、底からの高さ142mの立派な2番で、まさに足がすくむ高層大吊はしです。
周辺の照葉樹林の植物群のど真ん中に作られたことから、「綾照葉大吊り橋」と名付けられました。
九重夢大吊り橋

吊り橋を訪ねると、橋のたもとになるほど「歩く吊り橋世界一」と、大きな岩に刻み込んであります。22年間に渡って高さ世界一を誇ってきました。

しかし、最近、大分県の九重町に「九重夢大吊り橋」が完成。長さ350m、高さ173mと綾の「照葉大吊り橋」をはるかに凌駕、綾も「世界一」の看板を下ろさざるを得なくなりました。

九重の話を聞くと、この大吊り橋、当初の見込みでは、年間訪れる観光客数を30万人と予想していたそうですが、開通して1ヶ月でもう既に43万人が訪れ、押すな押すなの大盛況とのこと。

吊り橋からは、日本百選の滝「震動の滝」が見えますし、夢吊り橋の周辺には、湯布院をはじめ、宝泉寺温泉、湯坪温泉、筋湯温泉などたくさんの温泉や、やまなみハイウェイを通って阿蘇、別府など見どころがたくさんあることで、相乗効果を生んでいるようです。羨ましい話です。


綾町役場 綾町役場 九電送電線 九電送電線
 
温暖な気候の宮崎とはいえ、かなり冷え込む冬でも青々とした木々の下、森林浴やハイキングなどの健康面、植物がフィルターとなり年間2600mmを超える降水をうまく調節する災害防止の面、飲料や農耕などにも大きな役割を担っています。

また、学術的にも貴重な植物が多く繁茂し、樹林地帯そのものが研究の対象になっています。そんな貴重な人類の財産を後世に残そうと地元を中心に世界遺産への登録運動が盛り上がりました。
  宮崎はいつでもどこでも「緑の植物」に囲まれています!
宮崎県を筆頭に宮崎市や延岡、都城その他多くの市町が、それぞれ独自の「花いっぱい運動」を展開しています。
さらには、冬でも霜が降りない温暖な 気候の影響を受け、四季を通して花々や木々が生い茂り人々の目を楽しませてくれます。

              サクラが咲いた

ヤッコソウを写しに行ったのが、11月18日でした。昨年のこの頃は寒くて真冬並の寒波が訪れていました。
しかし、今年は9月の台風13号が、宮崎のはるか西方を通過して以降、ほとんど雨が降りません。気温も高く、10月中旬、まるで亜熱帯のような気候です。
下のサクラは、ヤッコソウを写しに行く途中、宮崎県北の門川海浜公園に咲いていました。植物も陽気に誘われて季節を間違えたのでしょうか。
時々季節はずれに咲く桜のニュースを耳にしますが、自分のこの目で見たのは、はじめてのことです。 公園の方によると、桜は山桜と里桜に分けられ、「ソメイヨシノは里桜の代表」とのことです。 この季節はずれの桜もソメイヨシノのようです。 里桜とは人が交配して作った品種の総称です。江戸末期に東京は染井村の植木職人が、大島桜にエドヒガン桜を交配して作った園芸種なのだそうです。
明治時代になってから、その見事な咲きっぷりで一躍人気品種になりました。
奈良の吉野山の桜にちなんで、「染井のヨシノ桜」と呼ばれ、江戸を中心に一気に江戸には江戸の桜を!という、京への対抗心から生まれたものかもしれません。
その後、明治時代半ばに、植物研究者によって「ソメイヨシノ」と正式に命名されました。
里桜は山桜に比べて寿命が短く、ソメイヨシノの平均寿命は60−80年といわれています。
「ただし人間と一緒で、中には100年以上、長生きするものがあるようですよ」とのことでした。そういえば平均寿命も人間と似てますね。



サクラの狂い咲き11月18日
サクラの狂い咲き11月18日 サクラの狂い咲き11月18日


                    
ヤッコソウの群生
ヤッコソウは、ヤッコソウ科ヤッコソウ属の植物です。これらの植物は、椎の木などに寄生して生活を営んでいます。葉緑素を持たす、葉は鱗片状に退化しています。大部分が熱帯に分布し、日本にはヤッコソウ1種がある。宮崎県延岡市や大分県佐伯市や高知県の室戸市辺りが北限とされていますが、この延岡のヤッコソウはかなり大きな範囲で群生していて、市の天然記念物に指定されています。花の開花は11月はじめから12月にかけてです。
名前の由来は、奴が肩を揺すって歩く姿に似ているので、その名が付いたと言われています。主に椎の木根に寄生する1年生の寄生植物です。花茎は高さ5〜7センチになり、多肉質で乳白色。鱗片状の葉が普通6対あります。雄しべも全部が合着して先の尖った筒を作り、その上部をクリーム色がかった葯が帯状に取り巻いています。粘液状の花粉を出し終わると、雄しべの筒は基部からすっぽりと落ち、なかから雄しべが現れます。柱頭は半球形で受精すると黒くなってきます。

ヤッコソウ 蜜はスズメ蜂の好物 ヤッコソウ ヤッコソウ
蜜はスズメ蜂の好物 ヤッコソウ ヤッコのよう ヤッコのよう

              
              
白神山地とは
白神山地は、青森県南西部から秋田県北西部にまたがる130,000haに及ぶ広大な山地帯の総称です。
このうち原生的なブナ林で占められている区域16,971haが1993年12月に世界遺産として登録されました。
青森県側の面積は、その約4分の3を占め、12,627haとなっています。

白神山地の特徴
白神山地の特徴は、人為の影響をほとんど受けていない原生的なブナ天然林が世界最大級の規模で分布していることにあります。

また、このブナ天然林には、ブナーミズナラ群落、サワグルミ群落等をはじめ多種多様な植物が生育し、高緯度にもかかわらず、ツキノワグマ、ニホンザル、クマゲラ、イヌワシ等をはじめ非常に多くの動物・植物が生息し、白神山地全体が森林博物館的景観を呈しています。

特に世界遺産地域は、最も良く原生状態が保たれており、その価値は、地球的に見ても極めて重要であると評価されています。

ブナ林は、動物の餌となる植物が多く、他の森林に比較して豊富な動物が生息しているほか、水源涵養機能や地表侵食防止機能なども高いのが特徴です。このような多面的な機能や美しさは、近年日本でも高く評価されるようになっています。                         (青森県自然保護課編纂より)

 
温暖な気候の影響を受けて、宮崎は四季を通して、きれいな花が咲いています
秋から晩秋編
ブーゲンビレア 宮崎の家庭のあちこちにパープルの鮮やかな色が広がっています。
今、県内のあちらこちらの家庭や日南海岸では、ブーゲンビレアが、鮮やかな紫色の花をつけています。特に下の段の左2枚の写真は、花がとても鮮やかです。県央地区の精米所をされている方の庭に咲いています。国道10号線~良く見え、しかも色がことのほか出ていますので、大変目立ちます。そこの奥様によると、「枝や株を分けてください」とのリクエストがひっきりなしとのことです。ただ、奥様は、花にはあまり興味はなく手入れもほとんどされていないそうです。名前さえ知らないとのことでした。後ろの花は、ハイビスカスでこちらも真っ赤な色をつけていました。近所の人たちも何故こんなにきれいなのか不思議がっていました。ある人は、国道に面しているので車の排気ガスが一番の原因かもと、話していましたが、妙に説得力があるので面白いものです。

県都・宮崎市は、宮崎県の中部、太平洋に面する宮崎平野の中心部を占め、「太陽と緑の国」と呼ばれる宮崎県の中心地にふさわしく、温暖な気候と、日南海岸など、多くの景勝地を有しています。

美しいフェニックスの並木、南国情緒たっぷりの日南海岸。
プロ野球やサッカーのプロチームが、こぞって冬季キャンプを行うほど、暖かく、快晴の多い宮崎の冬。
宮崎は、古くから観光県として、多くの日本人に愛されてきました。

海外旅行ブーム以前には、国内の新婚旅行客の約4割が宮崎を訪れたといいます。

            宮崎的気候の日南海岸と植物 

宮崎市北部のシーガイアの北、佐土原町から長い長い砂浜が南に下ってその砂浜が途切れ、県南部のリアス式海岸が始まろうとする位置に、青島がある。

青島は宮崎の観光名所としてもっともよく知られた場所です。冬もほとんど霜が降りない暖かい気候の島です。

ここには遠く南の島から流れ着いて根を張ったたくさんの亜熱帯気候性植物が茂り、国の特別天然記念物に指定されている植物がたくさん自生しています。

かつて宮崎は新婚旅行先として全国の羨望と人気を集め、空前の観光ブームに湧いた時代を経験しています。特にNHKの連続テレビ小説「たまゆら」や義宮殿下、華子妃殿下などの新婚旅行で火が付き全国的な知名度を高めました。

青島と日南海岸は新婚旅行先として人気を集め、1960年代後半から1970年代前半までのおよそ10年間は新婚列車が走り、定期観光バス全員が新婚さんと言う宮崎は「新婚旅行ブーム」に湧き上がりました。

その中心に青島があったのは言うまでもありません。

あれから時は過ぎ、「観光宮崎」は斜陽の時代を迎えて久しい。
しかしそうした時代の変遷をよそに、青い海に浮かぶ青島の姿は今も変わらない。

波状岩、通称「鬼の洗濯岩」は、砂岩と泥岩の重なる層が波食により洗われ、やわらかい部分が削られて出来たもの。巨大な洗濯板のように見える為、「鬼の洗濯岩」と呼ばれています。


海外旅行が普通のことになってしまった現在では南国的風情の魅力も薄れてしまったが、
それでも亜熱帯の植物が茂り、「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩に周囲を囲まれた青島の姿は訪れる人々を魅了し、
宮崎を代表する観光地のひとつとしての名に恥じない魅力を呈しています。

青島は周囲が1.5キロほどの小さな島で、その島全体を覆うように亜熱帯の植物が生い茂っています。
島内に入ると目につく特徴的な南国の樹木がビロー樹で、その数は五千本近くを数え、中には樹齢三百年ほどの木もあります。

 ビロー樹の他にも島内には約200種の植物が自生し、そのうちの27種が熱帯亜熱帯性の植物です。
そのため島内全域は「青島亜熱帯性植物群落」として国の特別天然記念物に指定され、保護されています。

宮崎観光の象徴 「青島」 長い年月の間にどこから流れついたのか27種の亜熱帯植物を含め島全体が国の特別天然記念物に指定されています。


青島神社境内全景

国道220号脇の駐車場でバスを降りて青島へ渡る道の両側には観光客向けの土産物屋やレストランなどが軒を連ねていますが、

最近は、日曜日でも訪れる人は少なく、往時の賑やかさとは比べるべくもありません。昔、宮崎が「新婚旅行ブーム」で賑わった頃、この道は新婚カップルをはじめとする観光客で埋め尽くされていたものでした。

道脇の商店は切り売りのパイナップルの試食を勧め、どこからか聞こえてくるのかハワイアン音楽が「南国ムード」を盛り上げていたものでした。
今、あの頃の賑わいはありません。
通りには流行の音楽が大きな音量で虚しく流れています。

そういえば、最近はあの界隈を通っても、駐車場の客引きを見ません。

                  青島の亜熱帯植物

青島の椰子の木
ココス椰子の木
  ビロウ樹(国指定天然記念物)
ヤシ科の植物ビロウ樹(ビロー樹)は、青島全島を覆っています。、その数5000本と言われています。、最高樹齢300年のビロー樹のジャングルは亜熱帯のへと誘ってくれます。青島神社奥の院付近ではビロウ樹のジャングルを見ることが出来ます。何故ここだけ天然の椰子科の植物(ビロウ樹)が生い茂ったのかは謎に包まれ、島崎藤村の童謡「椰子の実」を思い出します。黒潮が流れていますので南洋から流れ着き定着したと言うのが定説になっています。
           ハマユウ
ハマユウ(浜木綿、学名: Crinum asiaticum)はヒガンバナ科の多年草。花の様子が木綿(ゆふ)を垂らしたようであることが和名の由来です。別名のハマオモトは、肉厚で長い葉がオモト(万年青)に似ることから。
水はけが良く日あたりの良い場所を好み、主に温暖な海浜で見られる(海浜植物)。道ばたや公園、庭に植えられることもある。
日本に自生するのは亜種 m (Baker)。
宮崎県の県花となっている
        クワズイモ
常緑多年草.。太い根茎と大きなサトイモのような葉が特徴で、2m以上にもなります。新しい葉が出ると、古い葉は垂れてくるので横に広がりやすい。丈夫で、耐寒性、耐陰性があります。半日陰。耐陰性が強いので室内のどんなところでもよく育ちます。艶(つや)のあるハート型の葉と太い根茎が特徴的なクワズイモは、「出世芋」と言われ、プレゼントにも人気がある観葉植物です。
        ウトカズラ
コショウ科コショウ属暖地性植物で海岸近くに生息する植物です。
晩秋に珊瑚のような実が多数垂れ下がり、非常に綺麗な植物です。
青島で生育しているウトカズラは、相当長い年月が経過しています。寒さにはあまり強くなくこれも南洋から流れ着き、青島の暖かい気候によって育まれた出来ると思います。

        シャリンバイ
バラ科の常緑低木。本州南西部・九州の海岸に自生。葉は長楕円形で、枝の上部にほぼ輪状に密生する。五月ごろ、枝先に梅に似た白花が群がって咲く。実は黒紫色。樹皮から大島紬(おおしまつむぎ)の染料をとる。たちしゃりんばいなどの仲間がいる。日南海岸が自生の北限です。
      サツマサンキライ
青島のビロウ林の中に生育しており、気候的には北限地とされているようです。真冬に咲く少ない花の一種です。薩摩地方に多いサンキライ(山帰来)という意の名前といわれ、サンキライというのはサルトリイバラのことだそうです。ユリ科のつる性常緑低木、屋久島などでも見られ、黄赤色の小花が咲きます。
                   青 島 神 社
青島神社は彦火火出見命が海神宮(竜宮)からご帰還された御宮居の跡として「彦火火出見命・豊玉姫命・塩筒大神」の三神が祭られています。
 奉祀の年代は平安朝の国司巡視記「日向土産」の中に「嵯峨天皇の御宇奉崇青島太郎明神」と記され、室町時代以降は、藩主伊東家の崇敬厚く、社殿の改築、境内の保全に力を尽くし、明治以降は御祭神の御威霊を訪ねる人も多く、縁結び・安産・航海・交通安全の上として、今日に至っています。(青島神宮HPより引用)

しかし、「青島がこのまま廃れていいのか」と、地元の若者が音頭を取って、空いている店やレストラン、ホテルのロビーを利用して画廊に仕立て、美術や芸術品の個展を積極的に開いています。
そして、その輪がどんどん大きくなっていると聞いています。

いつまでも、昔を懐かしんでも始まらないと、立ち上がった地元若者の取り組みを注目してみていきたいと思います。

                     県立青島亜熱帯植物園


        県立青島亜熱帯植物園

 県立青島亜熱帯植物園は、日南海岸国定公園の青島に自生する特別天然記念物ビロウの群落や亜熱帯気候性植物の保護対策と学術研究、自然科学の教育の場として設置されました。
  園内には、ビロウ、県木のフェニックス、女王ヤシ、アコウ、パラボラチョ、ジャカランダ等が植栽され、南国特有のランタナや各種のハイビスカスなどが四季を通じて咲いています。
  熱帯植物鑑賞大温室には、トックリヤシ、大王ヤシなどのヤシ類、パパイヤ、マンゴスチン等の果樹類、洋ランなど64科429種約2,500本の熱帯性植物が植栽されています。

亜熱帯植物園の入口に一歩足を踏み入れると、そこは花と植物の別世界です。まるで南洋の熱帯植物が生い茂る「これでも日本?」と錯覚するほどの南国的な世界が目の前に広がります。

鉢に植栽された色とりどりの花々や、園内に敷き詰められたカラフルな彩りのタイルなど、訪れる人々を楽しませてくれます。
中央花壇を囲むように拡がる芝生スペースには、パラボラチョ、アロウカリアが植栽されトロピカルな雰囲気を味わうことできます。

宮崎県のMと波状岩をあらわした大温室(幅47m、奥行22m、高さ16m、)を中心にフェニックス、女王ヤシ、ガジュマルなどの各種の珍しい亜熱帯植物が繁茂しています。

温室内では、マンゴーや、レンブなどの熱帯果樹や、南国特有のハイビスカスなどの花が咲いています。
園内の中央スペースはベンチと花々を植えた花壇で円形に囲まれています。

静かに耳を澄ますと、海の潮風や、ヤシの木の葉を揺らす音など南国亜熱帯気候の雰囲気を味わうことができます。(宮崎県都市公園総合事務所)

椰子の種類
          ビロウ
この木も宮崎では良く見かける亜熱帯気候性植物です。特に青島ではたくさん見かけます。県北・門川の沖に浮かぶ無人島の名もビロウです。
          ソテツ
大きい木になるので,公園などに植えられていると、とても目立ちます。南国情緒があります
宮崎の至るところで植栽されている亜熱帯気候性植物です。雌花は大きくて,赤い実が咲きます

       ワシントンヤシ
原産地:北米(カリフォルニア,アリゾナ)気候的には耐寒性があり、零下 1 度まで大丈夫です。また、海水にも強く枯れません。根がしっかり張り付くと少々の風にはびくともしません。
          カナリーヤシ
別名:フェニックスと呼ばれている亜熱帯気候性植物で良く知られています。カナリー諸島が原産です。しかしながら、この木も寒さに強く、宮崎市内をドライブしていると家庭の庭など戸外でも良く見かけます。

バラヤシ

カラジウムとカナリーヤシ
        カラジウム
カラジウムはサトイモを小さくしたような葉に白から赤にかけての美しい模様が入っています。かわいらしく、球根から育てることができるので、家庭でも人気があります。カラジウムも種類が多く葉の紋様が楽しめます。
          ベゴニア
花期:春〜秋ベゴニアには種類が多くあります。大抵葉は左右非対称です。レックスは葉を観賞するものです。リーガースや球根類は大きな花がたくさんつくので鉢植えなどにされます。花壇にはセンバフローレンスが適しています。
       根茎ベゴニア
先に紹介した茎が地面をはい、節から地上へ葉を出すタイプの種類です。葉の形や色が多様で春に花をつけるものが多く見られます。センパーフローレンス系のように花が主でしかも長い期間咲く花系などベゴニアには、さまざまの形態があります。しかも花の色も多種多彩で楽しませてくれます。
          アカバラ
亜熱帯植物園に咲いていた赤バラです。バラの開花期は、春と秋ですがやっぱり春の方が華やかな感じです。赤いバラの花言葉は、「情熱」。赤いバラはまさに情熱にぴったりの色をしています。「百万本の真っ赤なバラを あなたにあなたに送りたい...」・・・・・そんな気持ちを一生に一度でいいから味わってみたいですね。 
                    アナナス
ピンク色の花がなんとも言えないほどきれいです。家庭でも観葉植物として人気があります。パイナップル科に属する植物で、花だけでなく葉や茎が美しいので観賞用として家庭はもちろん、レストラン、美容院、ホテルのロビーなどでも見かけることがあります。
       ベンガルカズラ
南アジア原産。数メートルにのびるつる植物で葉には5〜7脈があり花は淡青紫です。花は非常に鮮やかです。
          アベリア
ハナゾノツクバネウツギ スイカズラ科
ツクバネウツギ属シナツクバネウツギと他種との交配種で開花期間が長いのが特徴です。
       ビヨウタコノキ
マダガスカルが原産のタコノキの一種です。葉縁と中助に赤色のトゲがあり幹は赤味がかっています。カラジューム(サトイモ科)青緑色の長く直立した葉が美しく、大鉢仕立てにすれば見事な姿になります。
         バショウモドキ
熱帯を中心に分布するバショウ属の中でも最も耐寒性があり、西南日本の温暖気候では露地で越冬することができます。茎と見えるのは葉鞘が巻き重なって形成される偽茎です。、色は緑色から黄緑色、高さは二〜三メートルにも達します。
    11月上旬の日南海岸         フェニックスべレニー
       ほうらいしょう
中央アメリカ地方原産。
・ビル内の飾りなどでよく見かける。
葉っぱがビリビリに破れたように見えるのが特徴的。いろんな品種がある。 (さといも科)メキシコが原産です。
     ストロマンテ(クズウコン科)
常緑多年草で、葉は革質で光沢が有り、3色の美しい斑入りになっている。幼苗期は根出葉だけだが、成株になると分岐した高芽の先に長さ30〜50cm花茎を伸ばし、その先端に小さな白花を着けるが目立たない。しかし苞は赤色で美しい。
       オウゴチョウ
原産地 西インド諸島
特徴 黄〜橙の花が美しい沖縄など西南暖地に多い庭木です。花の径は5cmほどで、茎頂や茎の上部の葉腋に、総状または円錐花序でたくさん咲きます。高さ2〜5mになり、葉は羽状複葉で長さ30cmほどになり、2cm以内の小さな小葉が多数つきます。枝には刺があります。雄しべと花柱が長く突き出ている花姿が特徴的です。

         アジアンタム
原生地:ブラジル
非耐寒性常緑多年草。葉は横に這う根茎から多数接して出る。数回羽状複葉、小葉は鮮緑色のイチョウ状扇形で、葉柄は固く光沢のある黒褐色。光が弱く湿度が高い林床に自生するので、強い光と空気の乾燥に弱い。耐寒性は比較的強い。光に弱いのでなるべく日陰に置くようにする。強い光に当てると日焼けしチリチリになる。生育適温 20〜25 ℃。冬は凍らなければ越冬する。

        サンタンカ
サンタンカの花は、主に春に咲きますが、宮崎の亜熱帯植物園ではいまも花が咲いています。真っ赤なものやピンクのものなど非常にきれいです。
         サンタンカ
花期:春
熱帯アジア原産なので寒さには弱いようです。露地栽培は無理かもしれません。草のようですが実は常緑低木です。
        ピラカンサ
別名:タチバナモドキ(橘もどき)
 花期:春
実期:秋〜冬にかけて、真っ赤や橙色の実をつけます。宮崎では街路樹として多く植えられています。また、生け垣などに植えられていることもあります。
      シッサス・ロンビフォリア 
ブドウ科 
原産地:西インド諸島、南アメリカ
常緑生のつる性低木です。葉に切り込みがあり、ブドウの葉に似ていますね。エレン・ダニカは園芸品種です。宮崎亜熱帯植物園で撮った1枚ですが、図鑑にもなかなかないですね。
                   トックリキワタ
パンヤ科トックリキワタ属パンヤ科
青島亜熱帯植物園に入ってすぐ目に入る樹木です。ブラジル南部が原産地です。花は鮮やかなピンクで,冬に咲くそうです。果実はカポック綿と呼び,枕や座布団の綿として使われるそうです。幹の下の部分がふくらみトックリ状に見えるためにこの名が付きました。また、左のようにトゲのある種もあります。種の繊維から綿が出来ます。
          ランタナ
クマツヅラ科 花期:夏〜秋
花は咲いてから時間が経つに連れて黄色からだいだい色、赤へと色が変わります。このため、シチヘンゲ(七変化)、コウオウカ(紅黄花)とも呼ばれます。
          コバナランタナ
コバナランタナはクマツヅラ科で、ランタナの仲間です。ランタナより少し寒がりで、開花期は夏が盛期ですが10月中旬の青島の亜熱帯植物園の庭園では、まだまだ宮崎でも咲き盛っていました。至る所で見られる人気の高い花の一種です。 
 ワシントニアパームとパンパスグラス 
イネ科 花期:秋この写真は、宮崎南バイパスで撮ったものですが、パンパスグラスは、高鍋町と新富町の国10号線沿道に群生しているほか、宮崎県内の至るところ秋〜初冬に群生しています。
   パキスタキス・ルテア
パキスタキス・ルテアは、キツネノマゴ科に属します。仲間にコッキネアがあります。ガイアナ原産で,ベニサンゴバナ(紅珊瑚花)という和名があります。温室外では春から夏に開花します。

ツワブキの花

ツワブキの花

ワシントンヤシ

ツワブキの花
               ツワブキ
ツワブキは、キク科フキ属の多年草。イシブキ、ツワとも言います。ツワブキの名は、艶葉蕗(つやばぶき)から転じたと考えられています。葉につやがあり、10-12月に黄色い花を咲かせます。草丈は50cm程度。斑入りの葉を持つものもあります。日陰でもよく育ち、 園芸植物として、日本庭園の石組みや木の根元などに好まれます。民間薬(生薬名たくご)として、茎と葉を打撲や火傷に用いる。フキと同じように茎を食用とすることもあります。秋から晩秋にかけて、家庭の庭や日南海岸には、ツワブキのきれいな黄色の花が咲きます。多くの家庭の庭では、手入れもほとんど必要ないので咲くがまま。しかも、年々種が落ちて咲く範囲も広くなっています。こんな楽な花ばかりですと手入れも要らないのですが・・・。この時期、日南海岸を通ると至るところでこの黄色の花が咲いているのを見かけます。特に国道から鵜戸神宮に入る道の至る所に咲いています。写真撮りにい行ったのが12月に入ってからでしたので葉が、朽ちかけて少し遅かったかなあと言う印象です。右から2番目はワシントニアパームの根元に咲いたツワブキでいかにも宮崎的です。


シコンのボタン

シコンのボタン

シコンのボタン

ブーゲンビレア
シコンノボタンは、ノボタン科ティボウキナ属の木。中南米原産の常緑低木。庭木、鉢植えとして親しまれています。葉は対生で楕円。産毛で覆われ、ビロードのような手触りがします。本来は常緑ですが、日本では冬に落葉することが多いです。花は五弁で、紫色の大輪花。オシベが長く飛び出しているのが特徴。一日花ですが、花つきがよく、毎日多くの花を次々と咲かせます。花期は夏と秋だが、温度さえあれば冬でもわずかづつ咲きつづける。南国原産にしては耐寒性があります。この写真も12月に入って日南海岸で撮ったものです。
市販される際、ノボタンとシコンノボタンが混同されているが、ノボタンはメシベの一部の色が黄色、シコンノボタンはメシベの色が紫色です。必ず日当たりに植えることをお奨めします。3メートルぐらいにまで大きくなりますが、強風で枝が折れたり、姿が乱れるので、必ず支柱をたて方が賢明です。。風には非常に弱い花です。剪定時期は4、5月。小さく仕立てて鉢植えにすることも可能です。その場合冬は室内に取り込む。挿し芽で簡単に増やス事ができます。別名をスパイダーフラワーと言います。


ブーゲンビレア

ブーゲンビレア

ブーゲンビレア

ブーゲンビレア
ここは、日南海岸の道の駅「フェニックス」です。駐車場に車を停めて国道220号線を渡ると270度に開けた展望台があります。もともとは宮崎交通が「フェニックスドライブイン」と言う名で、日南海岸の目玉のビューポイントとして運営していましたが、台風のたびに通行止めになったり、宮崎交通自体の経営悪化で、つい最近まで本格的なテコ入れのための手が入らず、名物の円形ビルも寂れて細々と土産物を売る程度で、観光バスやドライブ客には、トイレ休憩程度にしか利用されていませんでした。しかし、観光宮崎の象徴・日南海岸の中心に位置する折角の施設を放置することは、訪れた県外客のイメージダウンになりかねず、経営再建中の宮崎交通から宮崎市が買い取って改修を施しました。そして、平成17年4月にリニューアルオープンしました。背後の丘の遊歩道や海岸に通じる遊歩道を整備し、植栽を施し、展望台を設け、さらには円形ビルも改修すると、見違えるような立派な施設に生まれ変わりました。と同時に景観と花々の素晴らしさが見直され、今では週末など、周辺道路が渋滞を引き起こすほど県内外がら多くの観光客が訪れるようになりました。
上の写真は、展望台から撮ったものです。12月のはじめ頃で、ブーゲンビレアの最盛期です。ポインセチアも徐々に真っ赤な面積が広がっている時機です。アメリカまで続く海とのコントラストが最高に映える日南海岸有数のポイントです。花々は、ウミネコザクラ(4月)やジャカランダ(6月)、ブーゲンビレア・ベニチョージ・マルバビスカス(9月〜12月)、ポインセチア(12月〜1月)など、四季を通して花を楽しむことができます。

左上の写真が、道の駅「フェニックス」です。施設の背後の小高い山から見下ろしましたが、展望台は残念ながら写っていないですね。円形建物の前の国道220号線の横断歩道を渡ったところ、つまり写真の左端部分がアメリカまで続く太平洋を見渡せる展望台です。この道の駅を初めて訪れた人のうち、恐らく約90%の人は立ち寄ると思います。残りの人は、身体の調子が悪かったり何らかの理由で行けない、つまりここの一番の目玉です。約80m下にはマリンブルーの太平洋がどこまでも広がり、展望台の真下には季節によりさまざまな花が咲き乱れ周囲には、ソテツやヤシの木、ビローの木が南国情緒を醸し出しています。また、遊歩道が下の海岸まで続いているので、海水と戯れることも出来ます。この下の海岸一帯は鬼の洗濯板と言われる奇岩が続いていて、ヒールが高かったり、無理すると滑ったりしますので注意が必要です。もうひとつ、ここ2〜3年の台風で遊歩道の整備も十分ではなく、急峻な坂道で岩が露出したりしていますのでここも十分な注意が必要です。また写真に戻ります。上の段の少し太めで細長いのは、マルバビスカスです。ハイビスカスとは同じ仲間で11月末頃から1月末頃までこの辺り一面に朱色の花をつけます。上の写真は「フェニックス」の遊歩道の両脇に植栽されているものですが、2段目の真ん中の写真は新鵜戸トンネルの出口付近にびっしり自生していて壮観です。ほかにも青島付近やこどもの国など国道220号線沿いの至る所で見かけます。2段目の左2つはベニチョージです。マルバビスカスと色はほとんど変わりません。マルバより細長くもっと密度の濃い花が咲きます。この花も盛期は秋から冬にかけてですが、もうほとんど花は終わっていると思います。「フェニックス」でもたくさん見かける花です。下の段の左から2番目ですが、ハイビスカスが同じ木から赤色と黄色の花を付けていました。あまり見たことがないので写真に収めました。さらにブーゲンビレアも絡みつき互いに咲き比べをしているように思えました。その右は自生しているアロエの花です。この時期、家庭でよく花が咲いている光景を見かけます。
右端は、道の駅「フェニックス」から日南海岸を南下すること20分。右手の小高い丘の上にある体験的テーマパーク「サンメッセ日南」の入り口に立つ「モアイ像」です。周囲の木々や電線と比較されると、その大きさが想像できると思います。公園内の目玉は南太平洋を向いて立つ7体の「モアイ像」です。これも人と比べるとその大きさが分かると思います。モアイと言えばイースター島ですが、この像は同島の長老会から特別許可をもらい作られたものです。詳しくはこちらで確認ください。


鵜戸神宮の洞窟

鵜戸神宮のソテツの自生

洞窟の中の鵜戸神宮本殿
鵜戸神宮は、主祭神は「ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと」で、創建は崇神天皇の御世と伝えられています。地元では親しみを込めて「鵜戸さん」と呼ばれています。
太平洋に突き出した鵜戸崎岬の突端の、断崖に口を開いた約300坪もある洞窟の中に朱塗りの色鮮やかな御本殿がご鎮座する珍しいものです。また、神宮は海に面していて四季を通して暖かく、周りにはソテツなどの亜熱帯植物が自生して、南国ムードと一種独特な感を醸し出しています。
鵜戸岬のまわりには奇岩、大岩が連なり太平洋の荒波が打ち寄せて、美しい景勝地となっています。御本殿の前面は断崖。垂直に切り立った崖下に大岩が転がっています。亀石と呼ばれる大岩に丸く編んだ縄がかけてあり、その真ん中が窪んでいて水が溜まっています。その穴に直径1センチほどの運玉を男性は左手で投げ、女性は右手で願いを込めながら投げ、水溜りの中に運玉が入ると願いが叶うと言い伝えられています。ここを訪れる善男善女は、ほとんど挑戦します。約15mの断崖の上から、小さな窪地に投げ入れるのですから結構難しく、入れれば願いが叶うといわれています。訪れたらぜひ一度、運を占ってください。社が洞窟の中にあり、昔は行き着くだけで大変な難行でした。一山越える八丁坂と言われる石段を上って下る。上りが438段、下りが377段。門前の横に出る道が一般的でした。しかし、最近は、マイカーでは海岸沿いを通れば山門手前の駐車場まで楽に行けます。鵜戸神宮について詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
 宮崎県は、現在花いっぱい運動を展開しています。県下の市町村では競って花の植栽に知恵を絞り、街の景観の向上を考えています。上の写真はそんな町のリーダー的な存在・宮崎市役所前の光景です。同市役所前は春・夏・秋・冬と、四季を通して花がなくなることはありません。季節に合った花々が常に植栽されています。強いて挙げれば、夏の暑い時と冬の寒い時に少しばかりボリュームが減る程度でしょうか。上の段の写真は少々時期がずれましたが、11月中旬の「ゴルフマンス」の期間中に県内外から訪れた人々に喜んでもらおうと、植えた花々です。種類は、マリーゴールド、ペチュニア、サルビア、ベゴニアデコラ、カンナトロピカルコーラル、コリウス系の植物などです。10月の下旬に風景写真を撮りに大淀川沿いを歩いて回っていた時に、10名前後の人たちが市役所の前庭で植栽に励んでいました。皆さん宮崎市花卉生産組合に関係する方々で、仲買の方4名が中心になって市内の主なところで花を植えたり手入れをしたりしているとのことです。代表を務める石川さんに話しを聞いたところ、先代の長友貞蔵市長の代、提唱された「宮崎花いっぱいの園づくり」運動の時から、市長の考えに賛同し、23年間続けているとの事でした。
何か大きな行事がある時には、イベントの最中に花が最盛期を迎えるように逆算して植え、早過ぎると開花を抑えたり、開花期間を延ばしたりと、大変苦労している様子を始めて知ることができましたが、石川さんは、「花が好きだから楽しみながらやっている。きれいに咲いた花を見るとウキウキする」と、話していました。この時期の植栽は、11月中旬に行われるゴルフの「ダンロップフェニックストーナメント」や、女子の「リコーカップ」に照準を合わせているとのことでした。足元には、こうしたきれいな花々が植えられ、見上げればフェニックスカナリーヤシ、ビロー樹、ワシントニアパームなどまさに宮崎は、花と植物に満ちあふれた街と言った趣きです。

 ピラカンサは、バラ科 トキワサンザシ属です。真冬に真っ赤な実をつけ春は真っ白な花が咲きます。誠に対照的で同じ植物かと錯覚します。宮崎の代表的な街路樹で、主な道路の沿道は今、真っ赤に染まっています。
ピラカンサは、和名トキワサンザシと言い、似たものに中国原産の種で橙黄色の実をつけるタチバナモドキがあります。また、宮崎の街路樹としてよく見かけるものは、このピラカンサをはじめ、クロガネモチ、クスノキ、ツバキ、オウゴンマサキ、シャリンバイ、南に下ると空港北の有料道路や青島バイパスにはソテツが延々と植栽されています。これらは、街路樹の主として沿道に植えられていますが、中央分離帯にはワシントンヤシが存在感を誇示しています。ほかには上の写真のようにサザンカ(山茶花)、昔はこの漢字でサンザンカと呼んだそうです。今が盛りと、街路樹として、また家庭の庭などどこでもピンク色の花を見かけます。一方、県北の延岡市に行くと、桜並木とイチョウ並木が有名で特に、桜並木は春になると大変きれいです。イチョウも今は枯れ木状態ですが、11月の黄葉は実に見事です。上の写真の右から2番目はケイトウで、手入れもされず畑の端っこに細々と咲いていましたので写真に収めました。また、そのとなりは、もうほとんど花が散ったサザンカの後方に宮崎特産の日向夏、その後ろでサザンカが咲いている光景ですが、実は前方の歩道の下にも街路樹としてサザンカが咲いています。カメラには入りきれませんでしたが・・・。
                 秋の日南海岸を彩る花々
 ブーゲンビレアは、南の島々の、青い空と蒼い海によく似合う日除けのために藤棚のように仕立ててあることが多いようです。でも,最近は花屋で背丈 50 センチ位の鉢植えにされたブーゲンビレアが売られていたりします。品種改良が進み花色や形などどんどん進化しています。
 赤や紫、オレンジ色などの花のように見えるのは実は苞です。本当の花は苞の中にある長いラッパ状の小さなものです。

 コバノセンナは、日南海岸などで宮崎県民にはお馴染みの花ですが、意外にも一般の植物図鑑には記載されていない、南九州だけの地域的な植物です。黄色が鮮やかです。はじめはセイタカアワダチソウと勘違いしていました。
もともと、熱帯アメリカ原産の帰化植物で、露地栽培では、暖かい宮崎などにしか生育しない植物のようです。秋の日南海岸のロードパークを飾る花ですが、もともとは、海岸道路を花で飾ろうと
「宮崎交通」の創業者の岩切章太郎氏が、日南海岸に積極的に植栽したことによります。



 
ハイビスカスの和名ブッソウゲ(仏桑華)というのは、葉が桑(クワ)に似ているからでしょうか。
 最近では花屋で鉢植えのものも売られています。矮性種で花も大型で色もクリーム色とかピンクなどもあり賑やかですが、やはり南国の青い空をバックにした赤いハイビスカスにはかないません。
日南海岸には主に赤色のハイビスカスが咲いています。
 
 
セイタカアワダチソウは北アメリカ原産の帰化植物です。
もともとは観賞用に導入されたとの説もあるが、急速に広がったのは第2次世界大戦後のことです。多年生草本であり、地下部からアレロパシー物質を分泌し、種子発芽を抑制する。
このために純群落を形成して繁殖力旺盛な植物です。9月〜10月にかけて宮崎の至る所で鮮やかな黄色を目にすることが出来ます。
空き地や放棄畑などに繁茂して大群落を形成することや、花粉アレルギーの元凶であるなどの濡れ衣を着せられたこともあって、嫌われる植物のひとつになってしまっています。
花粉アレルギーの元凶でないのならば、このセイタカアワダチソウへの対応が改められても良いのであるが、いったん広がった風評はなかなか改められないでいます。
 
 
ポインセチアは、トウダイグサ科トウダイグサ属の植物。常緑性低木。
メキシコなど中南米が原産で、現在のように広く園芸用として栽培されるようになったのは、19世紀になってからです。花屋やホームページを見てもほとんどが、鉢植えでクリスマスと言うイメージが定着していますが、宮崎にいますと、日南海岸の堀切峠先の道の駅「フェニックスドライブイン」の斜面に植えられている数万本の群生がまず頭に浮かびます。上の写真がそのポインセチアですが、少し早かったのか期待していたほどのボリュームはありませんでした。ただ、それでも鉢植えを見慣れている人は、大抵新鮮な驚きを味わうことが出来るでしょう。12月の開花時期には日南海岸の展望と合わせて名所となっています。

宮崎の県鳥コシジロヤマドリ
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