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            宮崎の立体魚拓のページ

 このページは宮崎立体魚拓として紹介致します。
魚拓はたくさん見てきましたが、和紙や木綿布製の一般的な魚拓では、いくら綺麗に型をとっても「魚拓は魚拓」。限界があります。

何故、宮崎立体魚拓と言うタイトルにしたかと言いますと、そこには長年携わり苦労したこだわりがあるからです。

剥製のようにもっと鮮明な状態で釣った魚を残せないかと頭をひねっていた時のこと、そしてようやく試作品を作り、宮崎の立体魚拓として特許庁に実用新案登録を申請したころのこと、その当時、作品を手がける上で苦労したことなど、エピソードを交え紹介します。

私が住んでいる宮崎県は太平洋に面し、釣りが盛んです。

釣り人は、一般的に自己ベストを上回るような記録的な魚を釣り上げると、魚拓として記念に残しておこうと考えます。

自分で作れる人は自分で。作れない人は釣り具店に持っていくと気軽に作ってくれます。
魚拓と言いますと、ほとんどが墨汁で魚体を塗って、その上から和紙か木綿の布で型を取るのが普通の魚拓の作り方です。

口黒イシダイの立体魚拓
 

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私も、魚を釣ってきては魚拓作りに励んでいました。今から約20以上前のことです。
時を経た今日でも何枚か、黒ダイとメジナの魚拓が飾ってあります。材質は和紙でした。

しかしながら、室内に飾っているにもかかわらず、色はあせ、触ると今にも破れそうな状態です。恐らく布であっても長い年月、手入れもせずに飾っていると色あせるのは目に見えています。

上の魚拓の左の二ザダイは、昭和61年1月屋久島の尾之間国民宿舎の地磯で,シマアジ狙いに釣れた要するに外道です。
布の魚拓です。右は、昭和60年5月、日南海岸で釣った1kg少しのチヌ(黒鯛)です。これも魚拓は布で作っています。
いずれの魚拓も20年以上、今もカベに貼ってあります。

色あせは見て歴然としていると思います。
下の方で紹介している立体魚拓と色の点でもその違いがよくわかると思います。

ホームページを見ますと、素晴らしいカラーの魚拓に出会えます。
ひと昔まえからすると、技術の進歩も隔世の感があります。

「釣りをする人は、同じような考えをするんだなあ」と思ったのは、18年前、つまり昭和63年の7月から8月にかけての、NHKやMBS毎日放送、TBSさらには、週間朝日の8月号で、まさに立体魚拓と言う名称でさかんに取り上げていました。

当然、私もこの立体魚拓については、そのころ夢中で開発に着手し、宮崎県工業試験場で文献を漁り、特許庁の出願履歴なども調べていました。

宮崎県の工業試験場の係官からは、「発想がユニークで見たことがない製品」と、お墨付きをもらっていましたので一連のマスコミ報道にはびっくりしました。


当然のごとく、私たちにはテレビ報道された方と、接点は何もなく放映後、しばらく経って電話で、問い合わせてみましたところ、作り方を丁寧に教えていただきました。

その結果、主な型取り剤には、石膏を使用していると言うことでスタートから製法が違い、安心したことを覚えています。

因みに、私が特許庁に実用新案登録願を出願したのは昭和63年4月27日でした。
途中、何度も補正を命じられましたが、出願内容については後述します。
実用新案の当時の独占使用期間は7年で、とうに過ぎ去っていますので。

確かに、私たちもマスコミ報道の4~5年前から、石膏を型取り剤として用いて製作していました。

しかし、思うように型が取れなかったり、凝固する段階でヒビが入ったりと、なかなか目指すものが出来ず、しかも対象魚が大きくなれば、凝固時の熱で製品が反り上がり、ますます難しいものとなり、お手上げの状態で(補助的な使い方としては良いかもしれませんが、)型取り剤とは無理と結論付けました。

しばらくは、魚拓作りから離れていました。
そして、1年が経ったころシリコーンの存在を知りました。

シリコーンと言えば、その頃は、女の人がバストに注入し膨らますもの程度の知識しかありませんでした。
そんな「膨らますもの」が、どうやって魚拓作りに役立つのか意味が分かりませでした。

ところが、シリコーンにはさまざまな用途があることがわかってきたのです。どんな隙間でも簡単に侵入し、原物通りの型が取れる。

これは、大きな武器になると思いました。あとは応用です。石膏で出来なかったことが、同じ製法で、いとも簡単に出来るのですから。

しかし、問屋はなかなか卸してくれません。
まだまだ、ヒトヤマもふた山も問題は山積しておりました。

ところで、それら失敗作の数々と立体魚拓作りの変遷を写真で紹介します。

断っておきますが、この立体魚拓作りはひとつの趣味であり、現在は暇なときに手を付ける程度ですのでほとんどの作品が、かなり以前のものです。

ただ、暇なときも改良は重ねており、先々、どうなるかは分かりません。


左上の写真が最初に手掛けたイシダイの立体魚拓です。体長は18㎝と、小型のイシダイで、宮崎ではイシダイと呼ばず、サンバソウと呼ばれています。
いかにも貧弱で、立体魚拓とは聞いて飽きれます。その右側は、体長約25㎝です。このころが平成2年頃でしょうか。かなり形が整ってきました。(左上は、昭和61年に作ったものです。)シリコーンの使い方にもだいぶ慣れてきました。シリコーンで型を取れば、小さな隙間や凸部も自由に型をとることができます。
歯医者に行きますと、歯型を型取っていることが良くわかると思います。
ただし、前述しましたようになかなか問屋は簡単に卸してくれません。

まず、シリコーン自体の希少価値です。型取り用に何トンも仕入れる訳にはいきません。
量が知れていますので、簡単には手に入れることが出来ません。どうしてもある程度以上購入する必要があり、そのうち使う量は、ほんの一部分です。

つまり無駄金、資金がある程度ないと先へ進まないと言うことです。そんな中でどこのメーカーの品が優れているのか、簡単に試すことが出来ないと言う難題にぶつかりました。

しかし、ここまできたら前へ進まなければなりません。どこのメーカーの品が優れているか、値段はどうか。品質は?ここでかなり時間と労力、資金を使いました。
そして、何とかそれら難題をクリアしひとつ前へ進むことができたのです。


前へ進むとまたまた、難問が待ち構えています。
シリコーンは細部まで浸透しますが、たとえば複雑な口の中へどうやって浸透させるか。その浸透過程はかなりの難題でした。
これらについては、興味のある方は実験されるとその難しさが良く分かると思います。

私たちもここまでたどり着くのに5年以上の月日を費やしています。

左下は、約35㎝サイズです。近くで見ると、背ビレから胸ビレ、ウロコまではっきりと浮き出ているのが分かります。型を取る時に一番苦労するのは口の中です。
特にイシダイは歯が鋭いので口の中や歯をどうやって型取るか、これが一番の難関です。


また、イシダイの色をどうして表現するか。なかなか原色を作り出すのが難しく苦労した部分です。
また、難しさにおいては目の右に出る部位はありません。目によって魚はどのようにも変わっていきます。
魚をいかに生き生きと表現する決め手は目にかかっていると言っても過言ではありません。

次に川魚を紹介します。宮崎、実家の近くにも川はあり、小さい頃、父から鮎すくいに、良く連れて行ってもらい、行く度にタライに入れないほどの鮎を獲って帰っていましたが、

正直申しまして、川は海ほどスリルがなく魚にもあまり変化がなく、海ばかりに行っていましたので、川魚の立体魚拓などは、ほとんど眼中にありませんでした。
ほとんど遊びで作ったものばかりで作品に満足したものは、ありません。

 
宮崎県には、ちょっと山に入れば、五ヶ瀬川や耳川の支流など清流が流れていて、ヤマメがたくさんいます。
上の立体魚拓はそのヤマメを対象に作ったものです。
体長は17㎝程度、下から2番目はニジマスで、体長は25㎝程度をモデルにしています。
写真が不鮮明で申し訳ありませんが、ウロコや側線、歯の形状まではっきりと表しています。
色は、これがまた、難しくここに紹介した立体魚拓はまだまだで、原色に近いところまでしかいっていません。
一番下の2つは、ヤマメとニジマスの口回りの形状です。
ここの形状組成の難しさは、海の魚も川魚も変わりがありません。

写真の右下にあります立体魚拓のモデルは、14年前に作ったものの一部です。
ほとんどが、不満足なものばかりで売り物としては、まだまだなのですが、知人や友人、釣り好きの人に見せると、「作ってくれ」、「売ってくれ」とせがまれました。
フリーマーケットがあり約100品出展すると、瞬く間になくなりました。
因みにその時の値段が小は3500円からちょっと大きめのものが15000円でした。
チャリティバザールでボランティア活動の一環でしたが、金額の割りには飛ぶように売れたのを覚えています。

平成5年に作った立体魚拓のレプリカです。ひとつの型があれば複製は可能ですが、型取り用のシリコーンや特殊樹脂などの耐用度合いがあまり強くなく、せいぜいひとケタ型取りするのが精一杯でしょう。
その代わり作り上げた品は、かなり頑丈で耐用年数は半永久と言っても過言ではありません。
そんなに手入れしていなくても色あせや破損は、全くありません。
下の見本は体長28㎝の小型のイシダイです。これらも10年以上は経過しています。
ちょっと見にくいですが、イシダイ特有の歯まで綺麗に表現しているつもりです。
もう一枚、似たようなイシダイを紹介します。
イシダイ師にとって表面が灰色で縞模様がないものを銀ワサと言って喜ぶのですが、実際、2~3枚あったのですが、どこかにプレゼントしたのでしょう。現在はありません。
このイシダイでサイズが33㎝です。お気づきかもしれませんが、あまり大きな魚を作っていません。
理由は簡単、最初に説明しました対象物が大きいと、凝固熱の時間が長く魚体が反って、作品にならないからです。

また、型取りも容易ではなく、さらに魚体は、樹脂で出来ているので非常に重くなります。

50㎝クラスのものを作ろうとすると、枠も含め30㎏にはなるでしょう。
とするとカベなどに掛けることは困難です。

しかし、長年の試作の成果で、それらすべては既に解決しました。
ヒントは次のイシダイの立体魚拓にあります。
姪っ子たちの年齢からすると、この作品は平成6年頃のものでしょう。確かこの対象魚は、68㎝で6.2kgの立派な銀ワサのイシダイだったと思います。
もっとリアルに口元をお見せしましょう。
口元、目、ウロコなど良く分かることと思います。
ただし、この立体魚拓の現物と型はありません。
この時期あまり作成に熱心ではありませんでしたので、どこかにいってしまいました。
ところで、他の立体魚拓はないのかとおっしゃる方に、紹介します。
マダイの仲間のチダイです。
宮崎ではそう呼んでいますが、他の県はわかりません。
マダイはどちらかと言うと、色があまり綺麗ではありません。どす黒い感じがします。
しかし、このチダイは、現物も鮮やかな色をし、見るからにタイと言った感じがします。
型はマダイほど大きくならず対象魚は23㎝です。
この写真を見せて本物と間違えた人がいました。
無理もないと思います。このモデルはかなり精巧に出来上がっています。

延岡沖で獲れたツバメ魚の立体魚拓
上記の魚は、はじめのタイトルの中で紹介しましたツバメ魚です。
宮崎の海は暖かいので釣りをしていると、熱帯魚が良く遊びにきます。
紹介するのはそんな中の一点です。
ただ、この種の魚は、ヒレが長かったり、色が鮮やかだったりして、作るのが難しいのは確かです。
これらは、原版からコピーしたものです。ひとつの原版からは、せいぜい上の数から10個程度はコピーできますが、その先の工程(色塗りや背景板の製造)を考えると、とても大量に作る時間はありません。見ていると、なんだかクローン魚のような気になりませんか。
ずーと紹介してきましたが、この作品が一番新しいものです。
と言っても作ってから8年は経っています。口黒の64㎝、5、8㎏だったと思います。
こうやって額に入れ、バランスを考えると額の大きさは1mを超え、全重量も相当のはずですが、ビスでカベに掛かっています。
現在、宮崎県延岡市の有名鮨店に掛かっています。
「欲しいなら持って行きね」と言った調子でプレゼントしました。
ついでに立体魚拓と分かるような角度から撮った写真を紹介します。




前述したとおり、立体魚拓として、昭和63年に特許庁に実用新案登録と意匠登録の申請をしましたので、その内容を紹介します。
下の左が意匠登録出願書。
右が実用新案登録申請書です。

出願はタイプ字が原則でしたが、当然、私にはそんなもの出来る訳がありません。
方々探しまわり、知り合いを通じて印刷屋に頼んでタイプ打ちしました。
弁理士や弁護士のお世話には一切なっていません。
せいぜい、宮崎県の工業試験場の係官ですが、本人が始めて見たと言う程度ですのでほとんど、一人で説明文と出願手続きを行いました。
尚、申し訳ありませんが、一部伏せさせていただいているところがございます。
本立体魚拓を、作る上において核心部分ですのであらかじめご了承願とう存じます。


                      明  細  書


1.考案の名称        立 体 魚 拓


2.実用新案登録請求の範囲
 
(1)生魚から直接型取りした立体魚拓
 
(2)生魚を、粘土・シリコーン・石膏・合成樹脂・塗料等を用いて構成することによ    り、形成した、実用新案登録請求の範囲第1項記載 の立体魚拓。
 
(3)置板(1)上に直接型取りした生魚の原形を表現することにより構成した、実用新 案登録請求の範囲第1項記載の立体魚拓。
 
(4)直接型取りした生魚の凹凸状の体形を、置板(1)上に表現した実用新案登録請 求 の範囲第1項の立体魚拓。
             上の2個をモデルに登録申請しました。

3.考案の詳細な説明
 
(A)産業上の利用分野
   本考案は、生魚より直接型取りし、合成樹脂で仕上げた立体魚拓に関するもの である。
 
(B) 従来の技術
   通常魚拓とは魚の拓本といい、墨もしくは絵の具を塗った魚体の上に、紙また  は布を覆いかぶせる方法にて製作し、生魚の大きさ、釣った年月日を記録保存   するのが一般的であった。
    したがって、生魚の凹凸部を型取った立体的なものが、魚拓の範疇に入ると  いう考え方はそもそも存在しなかった。
 
(C) 考案が解決しようとする問題点
   通常の魚拓は、時が経てば紙または布が変色する可能性があり、一般的には  見栄えが悪くなる欠点を持っていた。
    また、生魚の形態を紙または布などに転写するために、魚体を平面的にしか  表わすことができず、魚体の頭部・うろこ部・ヒレ部等の凹凸部を精巧に表現す   るには無理があった。
   したがって、比較的見栄えのよい魚拓をつくるには、ある程度の熟練を要した。
   さらに、釣り人がその記録・保存を目的に作製し、一尾の生魚から、一枚もしく  は数枚の魚拓を大量に作製するのは不可能であり、特別の大物もしくは特殊な  物以外は、すべてこの限りであった。
   本考案は、こうした欠点を、すべて解決するために考案されたものである。
     左上の写真は、モデルの立体魚拓を前から、右のは背中側から見たものです。
 
(D) 問題を解決するための手段
   従来の技術(B)項で述べたごとく、魚拓とは生魚の形態を紙または布などに転  写したものであり、本考案のように、材質が合成樹脂で、しかも立体的なものが  、魚拓の 範疇に入ると言う考え方は存在しなかった。
    しかしながら、広義に解釈すれば、魚拓は釣り人が、彼の釣果としての釣り魚  を、記録して保存しておきたいという欲望、または、「逃がした魚は大きい」という  ことわざがあるように、他人への自慢話しの種の証拠として、残しておきたいとい  う欲望、あるいは部屋の装飾として等によって作製されるのが一般的であり、釣り  人の満足を満たすためのものであれば、魚拓の形態には、とらわれる必要はない  ものである。
   こうした考え方に基づいて、本考案に、あえて立体魚拓という名称を冠したもの  である。
  いずれも特許出願頃の試作品ですが、目の難しさをどう表現すればいいのか悩んでいました。
 
(E) 実施例と作品
   以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
   本考案は次の順にて構成される。

① まず、粘土(2)で型枠を形成することから始められる。

② 型枠の中央部に、生魚(3)を横にした状態で、下部半分が埋まるように、魚体の  形状に従い凹部を形成する。



④ シリコーン(4)の上に    を形成し、および生魚(3)を取りき、仰向けにした後、石膏(6)を流し込み、生魚の上部半分の原形(7)を構成する。
 
⑤ 形成した置き板(8)上に、原形(7)を貼着し、魚拓の原形(9)を構成する。

⑥ 魚拓原形(9)上を、補強枠(11)を形成し、魚拓のもとになる型枠(12)を構成させる。しかる後、原形(7)、置き板(8)を取り外す。

⑦ シリコーン(10)で構成した魚拓のもとになる型枠(12)に、流し込み硬化させる。

⑧    した         を型枠(12)よりはずし、塗料を吹き付ける。

⑨ 魚拓の裏面に当て布(14)を貼着する。
  本考案の作用については、以下の通りである。
また、異なった種類の        を使用することによって、本考案品は出来上がりが自由に調節可能である。
   
 例えば
       a   魚拓の色
       b   魚拓の柄・模様
       c   魚拓の光沢の有無
       d   魚拓の重量の軽重
    
したがって、上記のa~dを組み合わせることにより、重厚な置物用として、また 、裏面にフックを貼着することで、壁掛け用としても使用することが可能である。
 
置き板(1)形状も、長方形、円形、楕円形、ジグザグ模様等、生魚の種類、大きさ とのバランスを考慮に入れて、自由に形成することができる。
   
  また、本考案は立体魚拓である。
  釣り人は、一般的に釣り魚の原形(9)上に、それらの魚名、重量、釣果年月日、 場所  、現認者および釣り人名を凸状に貼着し、表現することにより、釣り人の満 足感を充たす ことが出来るよう配慮する事が可能である。
   
  さらに生魚を弓状に型取りし、型取りしたその原形を湾曲した状態で、置き板(1) と接合することによって、頭部もしくは尾部が浮き上がった形状のより本物の生魚 に近い、リアルで生々しい魚拓を作製することも可能である。
   また、魚拓の裏面には、     状の当て布(10)を糊着させ、表面と裏面の美的 バランスも配慮して考案に取り組んだ。
 

(F)考案の効果
   次に、本考案の効果について述べる。

1、 材質が合成樹脂をもとにして構成されているので、変色、腐敗がなく、半永久保 存が可能である。

2、 また、シリコーンが複雑な形状・凹凸部にも、容易に浸入して硬化するので、魚 体を完璧に近い状態で精巧に、しかも立体的に再現させることができる。

3、 シリコーンに弾力性があるため、複雑な形状、凹部を剥がす時も、原形を傷つけ る心配がない。

4、 立体的な魚拓のため、魚体の各部が鮮やかに迫力を持って表現でき、一目で  その構造を理解することが出来る。

5、 さらに、型取りされたシリコーンは、         品を製造することができる。

6、 シリコーンに     を混入することにより、生魚を短時間に型取りすることが可能である。

7、 一方、釣りを趣味としない人々にとっても、本考案は、芸術的要素を兼ね備えて いるので、部屋の装飾はもとより、各種記念品としても十分通用するものである。

8、 特に、生魚であれば、防波堤での小物から、離島での大型魚まで、ほぼ同一製 法で容易に製作が可能であるため、教材用から豪華な置物用としてまで、用途は 大変幅広いものがある。

4.図面の簡単な説明
  
  第1図は、本考案品完成品の斜視図である。
  第2図はから第7図までは、本考案の実施例を示す工程図で、いずれも中央部  断面図である。

  1は置き板              8は石膏で形成した置き板
  2は粘度               9は魚拓の原形
  3は生魚               10はシリコーン
  4はシリコーン           11は補強枠
  5は補強枠             12は魚拓のもとになる型枠
  6は石膏               13は
  7は生魚の上部半分の原形   14は当て布

図面は恐れ入りますが、立体魚拓を作るにおいて、重要核心部分を内包していますので恐れ入りますが割愛させていただきます。
          上が図面です。興味のある方は一度試しに作られることを勧めます。
               
                 実用新案登録出願人  ○○ ○○
                                                                                     

   
時には、お遊びで色付けし、荒唐無稽の魚を作るのも楽しいですよ。




立体魚拓を作らなくなって、かなりの年月が経ちました。ただ、嫌になって作らない訳ではありません。どうせつくるなら、友人や知人、釣り師の度肝を抜くようなものを作りたいと前から構想を暖めているのは事実です。問題は、満足できるような魚が手に入るかどうかです。

宮崎の県鳥コシジロヤマドリ
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