★宮崎の高校野球★ |
宮崎の高校野球★試合結果 |
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| 2006年から、「宮崎の高校野球の現状」と言うコンテンツで宮崎の高校野球について紹介してきましたが、かなりボリュームアップしメモリーが一杯になりました。そこで続編を設けました。 ここでは「宮崎 の高校野球第2章」として、私が得た情報を紹介していきます。さして実のある情報かどうか、 最近仕事が忙しく、つい先日終了しました第90回全国高校野球選手権宮崎大会もほとんど観ることが出来ませんでした。そんな状況下で、気の利いたコメントが出来るのかいささか疑問ですが『ヘタの横好き』と、笑ってください。 自らの情報網を駆使して独断と偏見を交え書き連ねていきます。 気が向いたときサイトを除いて頂ければ幸いに存じます。 あくまで宮崎県勢の全国大会での躍進をひたすら願って立ち上げたサイトですので、ヒイキの引き倒しのような記述は控えたいと言うのがサイトポリシーです。 気がついた点、情報がありましたら宜しくお願い申し上げます。 |
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(試合経過)鹿児島実業の先攻で始まった試合は、立ち上がりに不安を残す赤川が、出だしから絶好の投球を披露しました。 1回、2回とコントロールを重視したのか、抑え目の直球の制球が良くスライダーが切れて、鹿実打者のバットは空を切り続けます。ここまで4人が4人ともスライダーで空振りの三振です。 一方、宮商は初回、1番川上が死球で出塁、2番佐々木がバントから作戦を切り換えたヒットエンドランを空振りし、川上が二塁寸前タッチアウト。 佐々木は結局四球で出塁、2死後、4番の松本がレフト前ヒットでつなぎますが、後続が凡退。 続く2回は、先頭の赤川がレフト前安打で出塁します。 7番永田がキッチリ送って1死2塁、8番新留は四球でチャンスは広がります。 9番大島は三振に倒れましたが、1番川上が三遊間を破って、「やったー先制点」と思いましたが、赤川は3塁で自重しています。 とても間に合わないと言う3塁コ−チャーの判断でしょう。しかし、絶好の先制機は続きます。しかも打線は2番佐々木。なんでも出来る器用なバッターですが、残念ながらセカンドゴロに倒れて先制することは出来ません。 押され気味の鹿児島実が3回、反撃に転じます。 先頭の有川が四球で出塁、9番田野尻は送れず三振に倒れますが、1番中尾がレフトへ初安打を放ち1死1、3塁のチャンスを作ります。 ここで迎えるバッターは2番上坊。宮商内野陣はダブルプレーも視野に入れた中間守備を取っています。
上坊の打球は振り遅れ気味ながら3塁手池田の左横に飛んで行きました。普通の選手ですとレフト前へ転がって1点と言うケースですが、池田は思い切り横っ飛びしボールをグラブに納めると、素早くバックホーム。 捕手永田がキャッチしたときには3塁ランナーはまだ本塁の2mも前で余裕を持って1点を防ぎました。守備の宮商を象徴するような素晴らしいファインプレーでした。 しかし、まだピンチは続き、3番森田の打球が1、2塁間を抜け2塁から中尾が還り、先制点が鹿児島実業に入りました。 序盤押し気味に進めていた宮商ですので、1点のビハインドくらいは何とかなるだろうと思って観ていましたが、鹿実ベンチの動きは素早く、2回で先発の松窪を見切り岩下に切り換えました。 前の試合、日大鶴ヶ丘が苦戦した投手です。3回裏、先頭の池田が中前打で出ます。 これを見て「宮商なら打てるだろう」とタカをくくりましたが、投手交替を機に宮商のバットから快音が全く途切れました。 岩下投手は140q台の直球に緩いカーブ、フォークなどを操り、宮商打線は全くタイミングが取れません。 1球目はほとんど緩いカーブを投げていましたが、宮商の打者はほとんど手を出さず、狙い球を絞り切れない内に、たちまち追い込まれて凡退を繰り返していました。 一方、赤川投手も1点は取られましたが、連打を許さず粘り強く味方の反撃を待ちました。 そして、8回とうとうその機会がやってきました。1死後、2番、3番が四球で出塁した1死1、2塁の好機に巡ってきたのは宮商の主砲松本です。
4球目のストレートを振り抜くと、打球は右中間へ、右翼手がジャンプして捕ろうとしましたが、ボールが足元に落ち、2塁から佐々木が同点となるホームを踏みました。 なおもチャンスは続き1死2、3塁。鹿児島実は残されたイニングは9回表のみ。 ここは何としても1点が欲しい場面です。 5番小窪の当たりは快音を残しましたが、セカンド正面のライナーです。 しかも2塁走者松本がベースに帰れずダブルプレー。 惜しい勝ち越し機を逃しました。この回の攻撃に入る前の鹿児島実業の攻撃で岩下投手が打席で向かってくるスライダーを空振りした時、右足のヒザに直接投球を受け、右足を地面につくことも出来ないほどの激痛に襲われるアクシデントがありましたが、その影響からか宮商の直後の攻撃では球が高目に浮いていたのも事実です。 しかし、その痛みを押して気力で投げ抜いた言わした投手の気力も見上げたものです。 赤沢はこの1点で息を吹き返し試合は延長へともつれ込みました。 宮商は9、10、11回とスコアリングポジションにランナーを進め、一本出ればサヨナラの場面を作りますが、鹿児島実の岩下投手の気合の投球と堅守に阻まれ得点することが出来ません。 そして、迎えた延長12回、鹿児島実は先頭の湊崎が中前打で出塁久しぶりのチャンスの予感です。 しかし、8番松窪が送りバント失敗の三振で、8番有川もセンターに打ち上げ、チャンスはついえたかと思われました。 が、9番田野尻が死球で出塁2死1、2塁から1番中尾に三遊間を破られ1点勝ち越しされると、2番、3番にも連打を浴びこの回、大きな3点が入りました。 2死を取って、しかも相手はラッキーボーイ、ほっとした部分があったのでしょうか。ちょっと単調になったところを鹿実打線につかまりましたね。
むしろ、宮商のレベルの高い守備は全く持って見事の一言につきます。 3塁池田の横っ飛びとダッシュ、遊撃川上のダッシュと捕球後の素早い送球、セカンド新留の逆シングルと送球の正確さ、外野は打球が少なく目立ちませんでしたが、初戦の熊本城北戦といい、この鹿児島実業戦といい2試合ともノーエラーはまさにこれぞ高校野球と言うお手本を見せてくれた気がします。 たまたまテレビの解説をされた、元日本代表コーチで昭和58年高鍋高校の右翼手・3番打者として甲子園の土を踏まれた坂口裕之氏も、出身が都城・五十市中と言うこともあり、この宮崎・鹿児島対決には思い入れがあるのでしょう。 興奮気味に両チームの戦い特に、全国レベルの守備を高く評価した解説をされていました。 宮崎県の多くの球児もこの試合を見たことと思います。 大きな刺激になったことでしょう。 負けはしましたが、守備の大切さを深く心の底に留めたことと思います。こう言う試合を甲子園で続けていけばきっと深紅の大優勝旗が日向の地にももたらされることでしょう。 宮商には「よくやった。お疲れさん」と言って上げたいと思います。 ほんのはじめこそ緊張するものの、回が進めば甲子園もサンマリンも関係ないただ、グランドで好きな野球を楽しんでいる。そんな印象を持つ1回戦の試合でした。 ナインのだれもがノビノビと普段行ってきた練習の成果を発揮し、好プレーには心から喜び、まずいなあと思うプレーにはシタを出す姿は、まさに日頃の練習の延長のように感じました。 もちろん、濱田登監督のもと、普段の練習が厳しいからこそ、その厳しい練習を耐えてこの大舞台に立てたと言う事実は選手達に計り知れない自信を与えているはずです。 今の時代は映像がはんらんしています。甲子園がどんなとこか、知らない球児はいません。 テレビやラジオ、インターネットを開けば情報があふれていますし、あるいはマチのゲームセンターに行けば現実と全く同じ擬似体験が出来ます。 そんな環境が当たり前のように育った選手達が自分の庭や学校のグランドのように走りまわることは、いわば当然のことなのでしょう。 普段から、ピンチの時や考える野球を実践していれば、平常心で自分達の野球が出来るのはある意味自然の成り行きでしょう。 マスコミも大方、好意的に伝えます。いや特に甲子園のような大舞台では、ことさら大きく伝えます。 しかし、少し活躍すると根掘り葉掘り情報をかき集めてヒーローを作りたがります。そこで自分を見失わないで実力が出せるかは、それこそ普段の鍛錬の成果にかかっています。 宮崎商は、初戦でほとんどミスらしいミスもなく危なげなく大差で勝ち上がりました。 確かに観ていて基本に忠実な野球が出来ていたことは明らかです。 内野ゴロは前にダッシュし、強いゴロは身体の正面で受け止め、外野はバックアップを怠らない、打撃は監督の指示に忠実に従い、低目のスライダーを捨て、ベルト付近の球をコンパクトに叩く、時に積極的に初球から果敢に打って出る。 また、好球必打を絵に描いたようなボール球に手を出さない、それらがすべて巧く混ざり合って、熊本県一と言われた投手を攻略しました。 さて、次戦。相手はまたしてもお隣の鹿児島実業です。4年ぶり16回目の出場です。 1967年から、実に35年間で、春夏通算19回も甲子園に同校を導いた現・久保克之総監督が監督を務め、全国の押しも押されもしない名門に育て上げたことはあまりにも有名です。 1996年春の第68回センバツ高校野球大会で全国制覇を達成しています。 しかしながら、ここ4年間、甲子園から遠ざかっていましたが、3年前、その久保監督の教え子のひとり宮下正一監督が就任してから徐々に強い鹿児島実業が復活してきました。 就任当初から「最近は失われたと言われる“鹿実らしさ”を取り戻すことから始めたい」と、あいさつや全力疾走など基本の徹底を指導の根本に掲げ、久保監督の守備重視の野球を継承しつつ、若干35歳の若さで名門チームを甲子園に導きました。 宮崎に遠征に来て鹿児島実業と接したことがありますが、挨拶や相手の立場を思いやる姿勢は天下一品と思いました。 甲子園の入場行進の、高く上げた手足が揃った姿は何とも言えないモノを感じます。 先生や先輩を敬う教育が徹底されているのでしょう。
その中で、全国高等学校サッカー選手権大会の優勝経験のあるサッカー部と野球部がやはり双璧でしょう。 サッカー部は前園真聖、城彰二選手など多数の日本代表や、Jリーガーを、野球部は定岡正二(元巨人)、入来智(元近鉄ほか)、杉内俊哉(ソフトバンク)の各投手をはじめ、多数のプロの選手を輩出しています。 鹿児島実業の初戦の相手は、西東京代表の日大鶴ケ丘高でした。結果を見て全くの驚きです。 鹿児島大会でチーム打率2割7分8厘にとどまっていた打線が、甲子園で大爆発したのです。 つまり県大会の記録はアテにならないと言うことです。 4年間遠ざかっていた鬱憤を爆発させたと言うことでしょうか。好機を逃がさない攻めとすきのない守りで攻守に圧倒しました。 西東京代表と言えば、普通洗練された都会的なチームで試合巧者と言うイメージがありますが、先日の宮崎商業戦を観るためにテレビを付けたら信じられない大差に一瞬目を疑いました。 確かに、対戦した日大鶴ヶ丘の萩生田博美監督が戦前、評していたように「鹿児島実業さんは強力打線だ。」と話していましたが、この差は一体何だったのでしょう。 鹿児島大会では2人の投手・主戦格の松窪、岩下の二枚看板を中心に守りを固めて勝ち上って栄冠を手にしました。宮崎商にとってはどちらも手強い投手に違いはありません。 ただ、宮崎商業も相手は強力ですが、普通に戦えばいい勝負となることでしょう。 宮崎大会から一戦ごとに成長している気がします。甲子園で優勝する学校の多くは大会を通して、成長します。 もちろん勢いだけでは頂点は極められません。大事なのは気持ちです。宮崎県のチームには、特にそのことが言えます。 鹿児島実業の鹿児島大会の打率は2割7分8厘と決して高い数字は残していません。 ただし、この数字はあくまでも鹿児島大会の数字であって額面通りには受け取れません。 宮下正二監督も当然、この数字には反省したことでしょう。 本番までの練習は、ほとんど打撃が中心だったと言うことからもそのことが伺えます。 さらに鹿実は、足を使った攻めや犠打を多用して走者を進める戦法を積極的に採用しています。 記録に表れないプレーで1点を取る巧みな攻撃や強打で打ち崩す強攻策など場面に応じた多彩な攻めを展開します。 宮崎商の主戦が大型の左腕と言うことで、さしずめセーフティバントやヒットエンドランなど足を絡めた攻めを仕掛けてくることは、容易に予想できます。 鹿児島大会では、比較的差のない試合が多かったため、そのような攻めを多用して勝ち上がってきました。 そして、甲子園初戦の対日大鶴ヶ丘戦は、14安打で14得点も奪っています。 これが実力と思うべきでしょう。 特に攻撃の核になるのは3番の森田でしょうか。初戦で8番ながら満塁本塁打を含む6打点を稼いだ田野尻も、乗っているだけにラッキーボーイ的な要素を持っていて要警戒でしょう。 結論から言えば、鹿児島実は接戦に持ち込み後半勝負をかけてくるとみています。 序盤から中盤にかけては赤川投手を足で揺さぶりスタミナを奪う作戦でくることでしょう。 幸い宮崎商の内野陣の動きは抜群です。 いつもの守備で赤川投手を盛り立てると赤川投手もリズムよく投げられるでしょう。 逆に、ここで踏ん張り切れなかったら鹿児島実のペースになるだろうと思います。 いずれにせよ初戦を大勝した両チームです。ノビノビと試合に打ち込める条件は揃っています。 もちろん、宮商にも大いにチャンスがあると思っています。
好球必打、何より積極的な打撃が活路を開いてきました。 しかし、良い投手はなかなか打てません。 宮崎大会の日南学園・中ア投手のように速くてスライダーが切れる投手はどのチームも苦労します。今年の宮崎大会は好投手が目白押しで、その意味からすれば宮商は良いバッティング練習が出来たことと思います。 上位下位どこからでも打てて、チャンスを作れる打撃力は恐らく十分通用するはずです。 特に、池田、松本、小窪のクリーンアップや1、2番の川上、佐々木、さらには下位の新留、大島などほとんどの打者が腰の据わった打撃で打球も良く伸びます。 鹿児島実業の主戦松窪は春先に肩を痛め抑えに回っています。 直球が140km程度、それにカーブやスライダーが得意な投手です。 肩を痛めてスピードが若干落ちてはいますが、その分、変化球には切れが戻ってきています。 先発は鹿児島大会を通して投手陣の軸として活躍した岩下投手が務めました。 140q台半ばの直球は魅力です。 しかし、甲子園の初戦では、緊張からか立ち上がりに制球を乱しピンチを招いたようです。 宮崎商は、この岩下投手の直球を十分見極める必要があります。変化球のキレはわかりませんが、もし普通の切れであれば直球に的を絞るべきでしょう。 投手は自分のウィニングショットや得意にしている球を打たれたらガタガタと崩れるものです。 特に、立ち上がりはそこが狙いどこでしょう。 宮崎商にとって、今年豊作だった宮崎県下の数多くの好投手と対戦してきたのは大きな財産でしょう。そのことが、宮商の打撃力を向上させたと思います。 名前や実績では劣っても同じ高校生ですが、実は、鹿児島実業が初めて夏の甲子園に出場したのは1961年です。 宮崎商はその2年後に初めて甲子園の土を踏み翌年も出場し、ベスト4まで進出しました。 その当時は宮商が実績で上回っていました。 つまり、差はないはずです。両チームとも同じ九州勢良い試合を期待したいと思います。
いやあー強かったですね。つい1〜2ヶ月前と比べても、「月とスッポン」まさに雲泥の差のような印象を受けました。 実際のところ宮崎商業の試合を1回から9回までじっくり見たのは今日が初めてで、偉そうなことは言えませんが、試合を振り返ってみたいと思います。 今日の試合はテレビ桟敷で、スコアブックをつけながら観戦しました。序盤の1・2回は両チームとも同じような攻撃、まるでビデオを観ているようでした。 特に2回は先頭バッターを四球で塁に出し、送りバント。序盤ですから1点が欲しいところ妥当な作戦です。 ところが、両チームの送りバントが強めにピッチャー目がけて転がっていきます。これでは前へ走者を進めません。 それにしても、熊本城北の主戦村方投手のフィlルディングは素晴らしいですね。良いセンスを感じました。 試合が動いたのは3回の宮崎商の攻撃です。 この回のトップバッターの8番新留が外角高目の球を強振、投手をかすめてセンターへ達しました。 続く9番大島は定石通り送りバントです。見事に1球で1走新留を2塁に送りました。サインが出たら確実に、しかも早めに作戦を動かすことでリズムが生まれます。 案の定このバントが良い方向に動きだしました。1番川上一平がセンター前へ落としします。俊足の新留は躊躇せずに3塁ベースを蹴ってホームへ頭から突っ込みます。 センターからのバックホームの球がワンバンドながらドンピシャのタイミングで返ってきました。 一瞬宮崎大会の決勝のシーンが、頭をよぎります。しかし、球審の手が横に広がっています。 待望の先制点が宮崎商にはいりました。
本塁送球の間に川上は抜け目なく2塁を陥れています。 さらに2番佐々木がライトへ引っ張りますが、当りが良すぎて川上は3塁に自重します。 3番池田は叩きつけた高い3塁ゴロで川上が2点目のホームを踏みます。 依然として宮崎商のチャンスが続きます。2死2塁でバッターは主砲の松本。外角の直球を上手く右に持っていくと、逆風をモノともせず、右翼手の頭の上を越える2塁打となって佐々木が生還、3点目がが入りました。宮崎商の鮮やかな集中攻撃でした。 5回表、1死から8番樫本の3塁強襲した打球が3塁側ファールグランドを転々としている間に、2塁まで進みます。宮崎商主戦の赤川のキレの良いスライダーに力負けしない鋭い打球はさすが甲子園に出てくるチームだけあると思いました。 1死2塁、ここで城北ベンチは2死を覚悟で9番岡に送りバントの指示を出しました。2死になっても3塁まで進めて赤川にプレッシャーを掛ける作戦です。 しかし、ここで宮崎商にビッグプレーが飛び出しました。岡のバントは赤川の球威に押されて3塁方向への小フライとなって上がりました。 一瞬ファールと思いましたが、捕手の永田が猛然とダッシュし、ミットの先にかろうじて納めました。 結果的には城北の1番鶴に中前の適時打が出ましたが、永田のファイテイングスピリッツは、ナインを大いに刺激したはずです。 すかさずその裏、川上のライト線3塁打、佐々木のセカンド強襲の2塁打と畳み掛けさらに4番松本が三遊間を突破し、2点を追加しました。ただ、この回走塁ミスでさらなる追加点を奪えませんでしたが、こういうミスは特に甲子園のような大きな大会の競った試合では、必ず致命傷になってきます。 宮崎商は、7回には2死から3番池田の安打を足がかりに3単長打で1点、8回は相手バッテリーミスで1点と計7点。先制、中押し、ダメ押しの理想的な攻めで完勝しました。 いつも立ち上がりに不安がある主戦赤川ですが、今日の試合はマズマズでしょうか。被安打5、与四球3、自責点1と8回までで佐藤大にマウンドを許しましたが、こんなものでしょうか。 適当に球が荒れていて、相手打線も的が絞り難そうニバッターボックスに立っていました。今日の最速球は5回に記録した145km/hでしたが、1点失って3番に四球を与え、迎えるバッターは四番の山崎。一瞬、宮崎大会決勝の9回が頭をかすめました。絶対に打ち取らなければならない場面です。赤川は渾身のストレートを投げ込みました。ど真ん中でしたが、球威が勝りショートゴロに仕留めました。 直球にせよ、スライダーにせよ甘いコースは甲子園では見逃してくれませんね。
一方、打撃陣の頑張りには目を見張りました。もともとが守備ノチームだっただけに、初戦でしかも好投手の得意球を、ほとんどの打者がバッターボックスで余裕を持って見極めていました。 14安打ですか。宮崎大会の方がよっぽど苦しかったような気がします。 特筆すべきはどの打順からでも、どのアウトカウントからでも点が取れると言うことです。これは大きいことです。各打者とも打席に入ってどっしり構えています。観ていてこれは打ちそうと言う気にさせてくれる打線に成長していて今後が非常に楽しみです。 最後に守備ですが、三遊間、二遊間の動きは抜群でした。 打球とともにダッシュして素早く処理し、無駄な塁はやらないと言う練習の成果が存分に発揮されていたと思います。 まさに「守りからリズムを作る」ゲームが実践できた初戦ではなかったでしょうか。 北京オリンピックの関係で、例年より4〜5日早く開幕した今年の大会は、雨による日程の変更が心配されましたが、雨が降ったのは7月まで。 いつもの年ですと、開会式をサンマリンでするか木の花ドームでするか、と悩むくらい7月の初旬 は梅雨の末期の集中豪雨と台風に一喜一憂するのが常でした。 事実、昨年の第89回大会はまだ、グランドに水が溜まっている中で、「一生の思い出に」と、高野連の親心でサンマリンスタジアム宮崎の、雨でぬかるんだグランドで入場式から開会式を強行しました。
夏は負けたら終わりなので選手の必死さもより強く伝わってきます。 優勝した宮崎商業にしても6月の県選手権では赤川投手が打ち込まれ、その前後の練習試合でも芳しくなかったので「夏は無理かも」との声が聞かれていました。 ただ、女房役の正捕手永田が故障で試合に出られなかったと言うこともあり、浜田登監督も夏は万全の体制で臨めるはずと泰然と構えていました。 結局、39年ぶりに甲子園の土を踏むことになりましたがこの間、2度決勝まで進出しています。1回目は13年前の77回大会です。この時は日南学園に惜敗しています。小川茂仁監督が日南学園の監督に就任して3年目の夏のことです。 サイドスローの好投手坂元剛史投手や現在の監督金川豪一郎選手が主将として、初めて甲子園に乗り込み初戦で、優勝した帝京高校と対戦、延長にもつれ込む大熱戦をした記憶がきのうのことのようによみがえってきます。 翌78回宮崎大会でも決勝まで進出していますが、結局、都城に後塵を排しその後はつい最近まで低迷を続けました。 宮崎県の甲子園出場校は都城、日南学園、延岡学園など私立が優勢で、県立高校の出場は4年前の佐土原高校以来です。 野球をする設備、環境、学校の配慮、選手の勧誘の度合いなど、県立高校とは大きな差が生じていますので、当然私立高校が有利になります。そんな中での栄冠獲得ですので称賛に値します。 宮崎商には是非、甲子園で活躍してもらいたいものです。主戦赤川克紀投手は、メジャーのランディジ・ヨンソンがお気に入りのようですが、私は、右、左の違いはあるものの39年前の主戦投手西井哲夫氏の再来と思っています。
968年秋、1969年春の九州大会全8試合に登板し一人で投げ切り、合計失点が1、自責点はゼロと圧倒的な力で相手をねじ伏せ、どちらも優勝しています。 春センバツはもちろん出場しましたが、田舎もので初めて経験する大都会とマンモス球場に、何がなんだか分からない内に試合が終わり、全く見せ場を作らずじまいで初めての甲子園を終えています。 夏の大会は、延岡商業との決勝戦となりました。延商の柳田豊投手は下手投げで球が浮いてくる非常に打ちづらい好投手でした。後に西鉄から近鉄へ移籍、息の長い投手として活躍しました。 この試合も1点を争う大接戦の末、宮商が勝ち名乗りを受け、当時は沖縄と出場を競っていた地区予選=南九州大会を勝ち抜き、春に続いて甲子園キップを手に入れています。 因みにこの年延岡商業が優勝し沖縄勢を破り甲子園に出ていたら、昭和39年から延々と続く、「宮崎県では同じ学校が2年連続夏の甲子園には行けない」と言う不思議なジンクスもなかったかも知れません。 昭和44年(1969年)の夏の甲子園でも宮崎商業は、優勝候補の一角に挙げられていました。初戦の相手は大阪・明星です。相手ピッチャーは、丸山と言う下手投げの投手でした。宮崎大会で苦しんだ柳田投手と同じタイプです。 案の定、宮商のバットから快音は聞かれずゼロ封。西井投手も強打を誇った明星をスクイズによる1点に抑えましたので責められません。 さて、今年の宮崎商ですが、夏の大会を通して1戦1戦、選手が成長してきたような気がします。特に打撃面の進歩は目を見張りました。 池田・松本・小窪の中軸をはじめ上位の川上や下位の新留・大島などチャンスに何とかしてくれるバッティングを披露してくれました。「守りからリズムを作る」チームカラーからして、守備の破綻はあまり考えられません。投手は赤川が軸になるでしょうが、佐藤も力が有り余っているはずです。 宮崎大会では、赤川の起用法に疑問を抱きましたが、結果オーライでしょうか。しかし、甲子園はそう簡単には行きません。 ひとつのミスが命取りになります。延長再試合を勝ち抜き、左の好投手が揃った日南学園を撃破した勢いをそのまま甲子園に持ち込み1964年、水谷実雄投手を擁してベスト4まで進出した時以上の成績を残してもらいたいものです。健闘を祈っています。
7月21日の決勝戦はしびれましたね。 ネット裏の予想では日南学園の投手力が上回るだろうとの声が大半を占めていました。有馬翔、中ア雄太の両左腕を軸にローテーション通りに起用。谷間は力のある徳衛、妹尾を持ってきて金川監督の思惑通りにことが運んでいました。 一方の宮商の濱田監督の主戦赤川の序盤戦の起用は全く不可解なところがありました。 もっとも準決勝で延長15回を投げぬくスタミナがあるところを証明したことから、濱田監督も当然それまでの起用は最後の2つを想定しての起用だったのでしょう。 ところが、準決勝で目算が狂いました。都城東の左の好投手上田翔也を攻略することが出来ず、結局15回まで試合をすることとなり、しかも再試合。だれもが赤川のスタミナに不安感を持ちました。 再試合は不思議なことに2日後に決まりました。確か2年前の日章学園の時は翌日の午後1時に組まれたはずなのに・・・・・・。 しかし、あの時の日章学園の宇野弘宣のスタミナはすごかったですね。準々決勝最後の試合で4強の座を宮崎学園と争いました。どちらかと言うと押され気味の日章学園でしたが、主戦が踏ん張り3−3のまま15回を戦い終えました。この日は、午前中から土砂降りと何やら波乱を予感させる天気でした。 そして、翌日最後の4強のイスを懸けて再試合が行なわれました。ここでの宇野投手の投球は、まさに圧巻でした。前日15回を投げ抜いているのにこの日も球威は衰えず、むしろ前日より出来は良い印象を受けました。無尽蔵のスタミナとはこのことを言うのでしょう。その結果が無安打無得点試合、いわゆるノーヒットノーランです。前年都城工業の大田原隆太投手(現ソフトバンク)以来5人目の快挙を達成しました。
話しは戻りますが、何を基準に2日後になったのか。決めた人間でないと分かりません。 ただ、中1日空いたとしても、恐らく再試合は赤川を起用することになるでしょう。 案の定、準決勝の再試合も赤川を先発に持ってきました。ここで宮商にとって幸運が訪れました。相手主戦の上田に、それまでの球のキレがなく、初回から宮商がメッタ打ちを食らわせ5点もの大量点を挙げたのです。 これで赤川もリラックスした気持ちで投げることが出来たはずです。 結局、7回コールドで都城東を下して決勝へ駒を進めました。 ただ、コールドになるほどの点差がついていましたので、赤川をもっと早く、例えば5回くらいで降板させても良かったのではとの思いがあります。 6回で2番手佐藤に託しましたが、今年の暑さを考えると1回でも早く楽にさせるのが監督の手腕ではないでしょうか。 ましてや、決勝は中2日空けてしかも順番からいけば休養十分の有馬翔が先発のはず。 戦前の予想も自ずと日南学園有利となるのは客観的に見てみも妥当な線でしょう。 そんな中で始まった決勝戦で先制したのは、なんと宮崎商業でした。 初回、先頭の川上一平を2番の佐々木が送り、迎えた1死1、3塁のチャンスに四番の松本が三遊間を破り、続く小窪もしぶとく中前に持っていき2塁から池田が猛然とホームに滑り込みました。 これで2点です。ただし、2点目の得点は正直疑問が残ります。 いわゆる誤審ってヤツに限りなく近い判定です。後でビデオを観ると、2走がホームに滑り込む前にボールが一瞬早く到達していました。 球審の立つていた所もまずかったですね。捕手の後ろからでは、ランナーとボールキャッチが死角になってしまう位置です。 まあ、高校野球ではよくある判定には違いありませんが。 それより、赤川投手のスタミナには脱帽です。休養十分で手ぐすね引いて待っていた日南学園打線に対し、5回まで1本のヒットも打たれてないのですから。 全力で力勝負を挑むのではなく、コーナーに直球トスライダーの緩急をつけた球を投げ込み勝負どころは速い球で切って取っていました。
日南学園も有馬の調子がいまひとつで、2回から中アを早めに投入しました。 ここはさすが中アと言う投球で宮崎商にその後、1点も与えず、味方の反撃を辛抱強く待ちました。 しかし、打線が赤川の前に沈黙、回が進むにつれ焦りも顔をだし、折角出した走者も無理な走塁で本塁憤死するなど「らしからぬ」攻めが目立ってきました。 9回ようやく反撃に転じ1点入れて、なおも満塁と攻め立て、バッターは好打者の有馬。一打出れば逆転と言う緊迫した場面を演出しました。 しかし、赤川は落ち着いていました。2球で追い込み、遊び球をはさまず3球勝負。渾身のストレートは内角やや高目でしたが、赤川の気迫勝ち。有馬のバットが空を切り万事休す。宮嵜商業の39年ぶりの甲子園出場が決まりました。 ここでは1回戦から順に熱戦の足跡を振り返り、試合経過を紹介します。
★1回戦 宮崎学園―都城西高 サンマリンスタジアム宮崎 第90回全国高校野球宮崎大会
(寸評) 好投手・川上を擁する都城西と、投打にバランスの取れた宮崎学園との開幕試合は、宮学が都西の左腕・川上の立ち上がりを攻め、序盤に4点を挙げて、試合の主導権を握り、都西の終盤、必死の追い上げを振り切り2回戦に駒を進めた。初回、宮学は川上の制球の乱れを突き、3四球の二死満塁の好機に6番時任が、速球に食らい付きしぶとく左前に落として2者を迎えいれると、二回は敵失で出た八番宮元が二盗後、一番黒瀬が中前へ弾き返し1点追加、さらに三番八児も逆らわない打撃で左前に流しこの回2点を追加した。 宮学先発の2年生甲斐は、長身から角度のある球を投げ緩急をつけた投球で6回まで無失点に抑える好投。終盤はさすがに疲れから3点を失ったが、宮学は、まずまずの内容で初戦を突破した。都西にとっての誤算は主戦左腕川上の不調。開幕戦の独特の雰囲気の中、序盤に力みから制球を乱し本来の投球ができなかったのが惜しまれる。 ★1回戦延岡高校ー宮崎第一 サンマリンスタジアム宮崎 第90回全国高校野球宮崎大会
(寸評)互いにこじんまりとまとまった似通ったチーム同士の対戦は、1点を争う接戦を展開。そして同点で迎えた六回表、延岡高校は、先頭の四番中村が四球を選び、さらに相手内野陣のミスに乗じて迎えた一死三塁の場面、代打で登場した矢野がセンターにフライを打ち上げると、これが犠牲フライとなり延高が均衡を破った。延高先発の左腕木野は初回、いきなり先頭打者の渡會にライト越えの3塁打を喫し、二番谷村の犠牲フライで1点を献上し、なおも三番以下に3連打や死球を出し不安定な立ち上がりだったが、宮崎第一のまずい攻めに助けられ失点は犠飛の1点だけ。すぐに味方が追いつき同点にすると、二回裏以降は立ち直り、内外角を丁寧に突く投球で宮崎第一に散発の3安打と、素晴らしい投球を披露した。宮崎第一は初回の攻撃がすべて。ここであと1〜2点追加しておけば、その後の展開も変わっただろう。
★1回戦福島高校ー小林高校 アイビースタジアム 第90回全国高校野球宮崎大会
(寸評)両チーム手に汗握る熱戦は延長十二回、福島高校が3点を挙げ、粘る小林高校を振り切り2回戦へ勝ち進んだ。福島はこの回、内野安打で出塁した一番谷山が二盗に成功。一死後三番有馬が左中間を破る2塁打を放ち、谷山が生還、貴重な勝ち越し点が入った。さらに四球などで二死満塁とし、途中から出場の七番河野が中前に転がし2点を追加した。小林はその裏、二番外赤が内野安打で出塁、三番有水も三遊間を突破、無死一、二塁と反撃の態勢が整ったが、後続が三振と三振ゲッツに切ってとられ万事休した。福島の左腕竹原は、立ち上がりから抜群の制球と威力のあるストレートに、切れ味鋭い変化球を織り交ぜる緩急の投球を披露。小林打線から、散発の被安打6に14個の三振を奪った。守備も安定して失点1は上出来の内容だろう。ただ、攻撃は小林の2投手から8安打と8つの四球を選びながら、残塁13個は今後に課題を残した。 ★1回戦佐土原高ー高城高校 アイビースタジアム 第90回全国高校野球宮崎大会
(寸評)高城川原、佐土原黒木の両エースの投げ合いは、1点を争う緊迫したまま終盤まで続いた。均衡を破ったのは佐土原だった。八回裏、先頭の横山が3塁内野安打で出塁すると、二番田原が手堅く送って一死二塁の場面に敵失に乗じて、ノドから手が出るほど欲しかった1点が入ると、さらに四死球をはさみ、六番岩切のスクイズが内野安打となり、この回貴重な2点目が入った。佐土原は、六回にも一死三塁の場面でスクイズを仕掛けたが、ホームで憤死していて「延長かも」とのスタンドの声がささやかれだした直後の得点だった。佐土原主戦の黒木は、主将の重責を一身に背負い、右スリークォータから切れ味鋭いスライダーを武器に高城高校から10個の三振を奪い、九回は、柏田にスイッチし逃げ切った。創部4年目の高城は、新人戦予選で始めての公式戦勝利を挙げたが、その後は二桁失点が続いていたが、この試合は甲子園経験の強豪佐土原に一歩も引かない素晴らしい戦いを挑み、高城高野球部の歴史に新しい一ページを刻んだことだろう。
★1回戦日南振徳ー宮崎工業 サンマリンスタジアム宮崎 第90回全国高校野球宮崎大会
(寸評)力の拮抗(きっこう)したチーム同士の戦いは、戦前の予想通り1点を争う好ゲームを展開した。宮崎工業は、四回表、二死走者無しから六番金田がセンターへの安打で出塁すると、俊足を活かして二盗、三盗に成功し、日南振徳主戦の左腕田中に揺さぶりをかけた。ここで七番投手の佐藤がセンター前に運び貴重な1点が入った。結局得点はこの1点のみ。両先発投手が持ち味を十分に出し切り素晴らしい投手戦を披露した。ヒット数は宮崎工業が5、日南振徳が2。特に宮崎工佐藤は、二年生ながら立ち上がりから伸びのある速球と、自慢のスライダーを制球良く投げ分け、振徳打線を六回まで3人ずつに切って取った。八回に危ない場面があったが、落ち着いて後続を三振とピッチャーゴロに仕留めた。初戦の出来としては、奪三振が5個と少ないものの最高に近い部類だろう。打線では金田の足がすべて。四回の2つの盗塁が相手投手に重圧をかけ続け、佐藤の決勝打に結びついた。日南振徳にとっては、八回一死三塁を逃したのが悔やまれる。 ★1回戦小林西高ー宮崎北高 サンマリンスタジアム宮崎 第90回全国高校野球宮崎大会
(寸評)二転三転したこの試合、終盤の小林西高の反撃も及ばず宮崎北高が逃げ切り勝利を手中にした。小林西が三回表に七番川野のセンターへの安打で1点を追加すると、宮崎北はその裏、一死から3本のヒットと相手守備陣の乱れに乗じて3点を挙げ逆転した。続く四回には無死で四球で出た一番岡村を二塁に送り、四番佐藤の適時打で岡村が生還、差を2点に広げた。前半戦の派手な点の取り合いから後半は、宮崎北岩切、小林西榎田の両先発投手が立ち直り、一転して投手戦に。小林西は八回表、二死からセカンドのエラーとパスボールで1点差まで詰め寄ったが及ばなかった。この試合、両チームとも二桁安打を放ち打撃戦を展開した。しかし、後半は互いに早打ちが目立つ淡白な攻めで好機を作れずじまい。特に小林西はフライアウトが多く四回以降は、宮崎北先発の岩切を打ち崩すことが出来なかった。宮崎北の次の相手は宮崎工業。この試合控えに回った左のエース鎌田と両輪で1年間、公式大会で結果を残せなかった借りを返す活躍を期待したい。 ★1回戦小林工商秀峰ー高鍋高校/サンマリンスタジアム宮崎/第90回全国高校野球宮崎大会
(寸評)昭和29年、宮崎県民悲願の甲子園への扉を開き宮崎県高校野球界の歴史を作ってきた高鍋高校。工業と商業が統合され、これから新しい歴史が始まる小林工・商・秀峰高校。対象的なチーム同士の対戦が実現した。先手を取ったのは高鍋高校だった。二回表先頭の六番鈴木(裕)が四球を選んで出塁すると、次打者の長友が送って一死二塁の場面で八番須郷のセンターへのヒットと捕手の捕球エラーが重なり1点。三回は制球の定まらない小林宇藤から3四球を選び一死満塁に六番鈴木(裕)が、レフトへ巧く流し打ち2者を迎え入れた。高鍋はその後も攻撃の手を緩めず、硬軟両用の攻めを展開し、6点を追加し、七回コールドで初戦を飾った。投げては2年生右腕大島のあとを左の小原と継いで、小林工・商・秀峰を散発の6安打1失点で乗り切った。高鍋は昭和58年を最後に夏の甲子園から遠ざかっている。野球好きの町にこの春、名将の誉れ高い森純雄監督が就任。節目の大会に夢舞台出場の期待がにわかに高まってきた。 ★1回戦西都商業ー富島高校 アイビ-スタジアム 第90回全国高校野球宮崎大会
★1回戦日向高校ー都城高専 アイビースタジアム 第90回全国高校野球宮崎大会
★1回戦鵬翔高校ー宮崎南高 アイビースタジアム 第90回全国高校野球宮崎大会
★1回戦飯野高校ー延岡商業 サンマリンスタジアム宮崎 第90回全国高校野球宮崎大会
★1回戦本庄高校ー日南高校 サンマリンスタジアム宮崎 第90回全国高校野球宮崎大会
★1回戦延岡工業ー日南工業 サンマリンスタジアム宮崎 第90回全国高校野球宮崎大会
★1回戦妻高校ー宮崎海洋 アイビースタジアム 第90回全国高校野球宮崎大会
(寸評)両チーム、点を取り合う追いつ追われつのシーソーゲームは、宮崎海洋が土壇場の九回表に2点を入れ延長戦に突入した。延長十回裏、妻高校は途中出場の二番有永裕が、無死からライト前安打で出塁、続く三番関屋が丁寧に送って、一死二塁とサヨナラのチャンスをつかんだ。主砲の橋口が敬遠されて打席には1年生ながら五番に抜擢された日高。1球ボールのあとの2球目左打席から放たれた打球がライトへ。海洋高校右翼手の太田原の懸命の守備も及ばず、二塁から有永が還って決勝の1点が入り、大接戦に終止符が打たれた。この試合直球に力のある宮崎海洋の長野と技巧派左腕服部が先発した妻高校。前半戦は海洋高校が先手先手と試合を優位に進めたが、七回の裏に妻が3安打に2つの四球を絡ませ3点を挙げ逆転に成功した。海洋主戦長野はその後の八、九回3者凡退に切って取っただけに七回の乱れが惜しまれた。妻高校の2回戦の相手は鵬翔高校。今大会打撃が好調だけに主戦左腕の服部を中心にしっかり守り自分達の野球を心がけたい。 ★1回戦高千穂高ー宮崎西高 アイビースタジアム 第90回全国高校野球宮崎大会
★1回戦都城泉ヶ丘ー日章学園 アイビースタジアム 第90 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||